どうもkazuです(^^♪
今回はなんと!灯油を燃料とするポータブルストーブの「マナスル121」を譲り受けたので、簡単なご紹介と点火までのレビューをしていきたいと思います。
マナスル121
マナスル121とは?

歴史は古く、1928年創業の「飯塚運動具製造株式会社」により、1957年(昭和32年)に生産されたポータブルストーブである。1965年(昭和40年)ごろ飯塚運動具製造はホープに社名を変更、1980年(昭和55年)の同社解散以降は「吉川製作所」で製造されており、現在は「スター商事」が販売代理店を行なっている。主な製品として「96」「121」「126」がある。
Wikipediaより引用
マナスル121の仕様は?
歴史は古く、三種類ある内の「121」というシリーズになります。違いはサイズで96が一番小さく、126が一番大きく、121はその中間のサイズとなっています。
ブランド | マナスル(Manaslu) |
製造元 | 吉川製作所 |
製品名 | マナスル121 |
燃料 | 灯油 |
使用サイズ | 直径19×高さ19cm |
タンク直径 | 13.5cm |
ケースサイズ | 21×19×11cm |
重量 | 840g (タンク本体・バーナー・三脚) |
タンク容量 | 0.4リットル |
燃焼時間 | 約2.5 時間 |
原産国 | 日本 |
灯油を燃料とした貴重な冬キャンプ向けポータブルストーブ!
現在のキャンプシーンではガス式が主流とされており、kazuもカセットガスを使用するソト(SOTO)の レギュレーターストーブ ST-310を愛用しています。しかし、このマナスル121は「灯油(ケロシン)」を燃料としたポータブルストーブになります。
ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310についてはこちらから。
灯油を燃料とするストーブのメリットと言えばやはり「寒冷地でも使用できる」ことです。カセットガスは、10℃を下回ると気化しにくくなり、5℃以下になると、ほとんど気化しなくなることが多いです。
また、kazuは北海道の厳冬期(もっとも寒い時期)に冬キャンプをしたいと思っているので、カセットガスだと点火すらできない状態になり、この灯油を燃料とするストーブは冬キャンプを行う上で必要不可欠と言えます。
譲り渡してくれたのは、やはりあの方。
以前、Colemanのヴィンテージランタンである200Aを譲り受けた記事を紹介したと思いますが、その時にkazuに譲り渡してくれた方。そう「伝説のキャンパー」です(笑)。kazuにカメラの楽しさを教えてくれた人でもあり、何かといつもお世話になっている方。本当にありがとうございます!大事に使わさせて頂きます!
実際に点火してみた。
このマナスル121の点火の仕方には少し「癖」があります。以下の点火まで手順を追っていきたいと思います。
- ①組み立て
- ②灯油を給油口から入れる
- ③プレヒート(予熱)
- ④ポンピング、点火
①組み立て
まずマナスル121のケースを開けるとギチギチにパーツが詰まっています(笑)。こういうギアって男心がくすぐられてワクワクしますよね(笑)。昔、おもちゃを買ってもらった感覚(笑)



まず最初に本体タンクにバーナーを取り付けます。



②灯油を給油口から入れる

③プレヒート(予熱)
続いてプレヒートを行います。プレヒートとは「予熱」のことで、燃料の通る気化菅を加熱することで、燃料の気化を促進すること言います。灯油は常温では気化し辛い燃料なので、気化菅をプレヒートする必要があります。一度、点火すると自らの燃焼によって気化が続き、気化した灯油が燃え続ける仕組みとなるわけです。





ライターで余熱皿に注いだアルコールに点火していきます。

④ポンピング、点火
予熱皿に残っているアルコールが消えそうになった所でポンピングをして点火していきます。

いかがでしょうか?少しプレヒートという手間は掛かりますが、キャンプは「不便を楽しむもの」という事を考えれば「少し手のかかる息子を相手にしている感じ」で、愛着が湧いてきますよね(笑)(^^♪。
実際に、キャンプ場で使ってみた。
気温が10℃くらいの日にキャンプをし、マナスル121を使いました。


最後に
最後に年代物でありますが「貴重な灯油を燃料とするストーブ」なので、北海道の冬キャンプでの活躍が期待できます。また、プレヒートの手順もあり、少し手間はかかりますが、その作業を楽しめるのもキャンプの醍醐味と言えますので(^^♪
追記情報:その他の暖房機器(燃焼系ギア)のご紹介はこちらから。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
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