#4 本格的な4K動画の編集を自作パソコンで!「動画編集用パソコンをカスタマイズしてみる!(保存版)」

DIY

 どうもkazuです(^^♪

 前回は、パソコンを組み上げてWindows10をインストールするところまで作業を行いました。今回は、編集作業を効率的に行えるように色々なパーツを組み込み、さらにパソコンをカスタマイズしていきたいと思います(^^♪

前回は組み上げてOS(Windows10)までインストールしました

その他のパーツを取り付けてカスタマイズ!難易度別に解説!

 kazuなりに考えた「自作チャート」「難易度」を付けてご紹介していきたいと思います。

1.大容量HDDを二台増設&RAID1で設定する(難易度★★☆)
2.写真や動画編集専用のストレージ(M.2)を増設する(難易度★☆☆)
3.DVDドライブを増設する(難易度★☆☆)
4.内蔵カードリーダーを増設する(難易度★☆☆)
5.USB3.0×4口をインターフェイスカードで増設する(難易度★☆☆)
6.排他しているPCIeを利用して、Wi-Fi&Bluetooth環境をPC内部に増設する(難易度★★☆)

大容量HDDを二台増設&RAID1で設定する(難易度★★☆)

 大量の動画や画像データを管理していると、ストレージを圧迫してくると思います。そこで、大容量のHDDを二台増設し、「ミラーリング(RAID)」を行ってデータの安全性を確保していきたいと思います。

 RAID(レイド)については、浅く説明しますが、同じ容量のHDDを二台接続し、同じデータを二台同時に書き込んでいくというシステムです。今回は、ミラーリングの機能を持つ「RAID 1」をWindows上で設定していきたいと思います。

 ちなみにRAID 1は「バックアップ」に有効ですが、本来の目的は「冗長化(機能を維持していく)」であり、誤った操作による予期せね「上書き」や「削除」なども全て「同時反映」されてしまうことがありますので注意が必要です。

 kazuは、外付けHDDなどのストレージにデータを移し替えていくのが面倒くさいと思うタイプなので、手っ取り早くデスクトップにRAID1を構築し、データを永続的に管理しています(笑)。

今回使用するHDDは、SEAGATEの3.5インチHDD「8TB」を二台使用
ディスクの回転数は5400 rpmと遅めですが、バックアップ用なので許容範囲内です
RAID 1にすることで二台を一台として認識します。容量は足して16TBではなく16/2=「8TB」になります。
PCケースの3.5インチベイにHDDを固定します。
マザーボード側のSATAケーブル(マザーボード)と、シリアルATAケーブル(電源)を接続します
SATA4と5のポートが余っていたのでそこに接続します
HDDの裏側にシリアルATAケーブル(電源)を接続します
これでHDD×2台の増設が完了した

 続いてWindows上で、この二台のHDDをRAID構築していきます。

 パソコンを起動したら、左下「Windowsマーク」を右クリックして「ディスクの管理」へ。

8TBのHDDどちらかの設定を開き、「新しいミラーボリューム」を選択
ミラーリングしたいHDDを選択します。ここでは「ディスク3」と「ディスク4」が該当します。
ディスク3とディスク4のサイドバーが赤くなればRAID構築が完成します

 昔はBIOS上でRAIDを構築する手間があったのですが、現在は「Windows10のソフトウェア」でRAIDを簡単に構築することができます(^^♪

 これで使い終わった大量の「4K動画データ」や、カメラの「RAW画像データ」をストレスなく放り込んでいくことができます(笑)

写真や動画編集専用のストレージ(M.2)を増設する(難易度★★☆)

 このマザーボードには、M.2スロットがもう一つあります。

 そちらを「作業領域専用ストレージ」として活用していきたいと思います。主に写真画像の編集や、動画編集時のデータを一時的に保管する場所として利用します。

 理由ですが、HDDやSATA SSDにデータを保管して編集するより、高速規格である「M.2 SSD(NVMe)」にデータを保管して編集するほうが書き込み/読み込みの速度が上がるので、結果的に高速で処理を行うことができるからです。

 M.2スロットが余っているパソコンがあれば、かなりおすすめできるカスタマイズになります。

ADATAのXPG SX8100 ASX8100NP-1TT-C、大容量1TBにしてみました
基盤がむき出しです
グラフィックボードの下にあるM.2スロットのヒートシンクカバーを取り外します
マザーボード付属のヒートシンクカバーをそのまま活用します
M.2スロットが見えました
M.2 SSDを取り付けます
ヒートシンクカバーを取り付けて完了です

 おまけで、HDDとSATA接続のSSD、M.2接続のSSD(NVMe)の転送速度をざっくり説明すると、、、

M.2 SSD(NVMe)3000MB/s
M.2 SSD650MB/s
SATA SSD550MB/s
HDD150MB/s
HDDやSSD、M.2のSSDの転送速度の違い

 データの転送速度に違いがあります。HDDの転送速度は、かなり遅い150MB/s(一秒間で150MBの転送速度)で、SATA SSDは通常使用でも問題がない550MB/sです。それをさらに高速化したのが、今回使用した「M.2 SSD(NVMe)」になります。

 「M.2 SSD(NVMe)」の転送速度は「3000MB/s」とSATA SSDと比べても「約6倍」で、「1秒間で3GB」のデータのやり取りを行うこができるのです(^^♪すごすぎ(笑)。

 さらに、高性能CPUと組み合わせることで、サクサクと作業を行うことできます。

 M.2 SSDを選ぶ際は必ず、PCIe接続の「NVMe規格のSSD」を選ぶようにすると良いです。

DVDドライブを増設する(難易度★☆☆)

 最近は、ダウンロードコンテンツも豊富なので、CD媒体を使う機会も減っています。しかし、kazuは、CD世代なのでDVDドライブが無いとパソコンでは無いと思っています(笑)。

 このPCケースには「5インチベイ」と呼ばれるスロットが二つあります。上部は、CPUクーラーのラジエーターと排他関係になってしまっているので、下部にDVDドライブを増設していきたいと思います。

新品のDVDドライブ
下部の5インチベイの蓋を外します
正面から差し込み固定します
SATAケーブル(マザーボード)と、シリアルATAケーブル(電源)を接続して終了
無事DVDドライブを使用することができた

 DVDドライブの使い道って、車載オーディオのCDを作ることくらいしか無いのですが、基本的に欲しい機能なので増設しています(笑)。パソコンっぽくなった(^^♪

内蔵カードリーダーを増設する(難易度★☆☆)

 CPUクーラーのラジエーターと排他関係になっていますが、上段の5インチベイに「内蔵カードリーダー」を取り付けたいと思います。

 直接パソコンと機器をケーブルで繋いでデータを転送する時代ですが、稀にカメラ仲間などから「SDカード」や、「microSDカード」を預かる場面がある為、そういった時にカードを差し込めるカードリーダーがあれば便利ですよね。

StarTech.com製品。USB 3.0接続の内蔵型マルチカードリーダーになります
5インチベイに取り付けるにはこの「枠」が必要になります
これでDVDドライブと同じ大きさになり、5インチベイに取り付けることができます。
左右はネジ止めです

 ここでアクシデントです(笑)

中まで入り切りません(笑)
原因は36cmラジエーターのファンと干渉している

 こういったアクシデントは、自作を行う上ではよくあることです(笑)

 このPCケースのレビューでは、「36cmラジエーターを取り付けると、上段の5インチベイは排他関係になる。」と分かっていましたが、何となく「カードリーダーだったら奥行が短いし大丈夫かなー」って軽く考えていました(笑)

 対応策として、干渉するファンを「薄型タイプ」に変更してみたいと思います。

シルバーストーンの12cmファン
普通のファンの半分の厚さです
手前が薄型のファン。奥のファンが半分見えるのが確認できる
薄型だが、静音タイプなので風切り音も気になりません
無事に納まりました
ギリギリ(笑)上手くいきました!これが自作の醍醐味です(笑)
マザーボード上の3.0USBソケットに差し込み終了

 アクシデントはありましたが、36cmラジエーターを使いながらでも、上段5インチベイを有効活用することができました(^^♪

USB3.0×4口をインターフェイスカードで増設する(難易度★☆☆)

 何かと不足しがちな「USB3.0ポート」を背面に増設していきたいと思います。無線マウスやキーボード、その他のケーブルを取り付けていきたいと考えています。

玄人志向 USB3.0RA-P4-PCIE
USB3.0ポートが4口増設することができる
グラフィックボードの上段のPCIeスロットを使用していく
M.2のヒートシンクに重なることが無いので、PC内部の熱だまりの影響は少なそう
電源ケーブルを差し込み終了
USB3.0ポートが増えたので、様々な周辺機器を取り付けることができるようになった

排他しているPCIeを利用して、Wi-Fi&Bluetooth環境をPC内部に増設する(難易度★★☆)

 かなりマニアックなカスタマイズをします(笑)

 取り付けているグラフィックボードは2.5スロット分の大きさがあり、PCIe×1のスロットを一つ潰してしまっています。このスロットを潰しておくのは勿体無いので、あるパーツを使って有効活用して行きたいと思います。

 さらに、Wi-Fi&Bluetooth環境を増設し、アンテナを内部に取り入れていきたいと思います。

グラフィックボードを外すと排他関係にあるPCIeソケットが現れます
薄型(厚さ6㎜)のPCIe延長ケーブルを取り付けます
グラフィックボードで潰れていたPCIeソケットを下段に移設することができた
背面からアンテナを出すのではなく、内部の金属部にアンテナを貼り付けることにしました
WI-FI&Bluetoothカードで使用する為、USB2.0コネクタを分岐します
USB2.0コネクタを4分岐することができた
デバイス確認
WI-FIを接続できるようになった

 LANケーブルを使用しているのでWI-FIの恩恵はあまり感じませんが、Bluetooth対応の周辺機器への接続が行えるようになり利便性が増しました(^^♪

 WI-FIアンテナの感度も良い感じです。

まだまだカスタマイズをしていきたい!

 一通りのカスタマイズを終えましたが、まだカスタマイズできることは沢山あります。

 例えば音質を向上させる「サウンドカード」や、HDDやSSDを増設する為の「SATA増設カード」などなど。

 その中でも、今一番注目しているのが、最近流行の「Thunderbolt(サンダーボルト)」規格の通信が行えるようになる拡張カードです。PCIe×4の帯域幅のスロットが余っているので、ASUSから発売されている「ThunderboltEX 3-TR」を取り付けると、次世代通信が行える最先端のパソコンがサクッと完成してしまいます(^^♪これも自作パソコンの醍醐味ですよね。

「ThunderboltEX 3-TR」最大40Gbpsの高速通信の他に、「8K」表示やデイジーチェーン(紐付け)を行うことができます

 今はここまでの環境は必要としていませんが、後々はカスタマイズしていきたいと思っています(^^♪

最後に

 今回、連載記事で4K動画の編集や、それらを編集できる性能のパソコン制作を行いましたが、自作パソコンって実は奥が深くて楽しいんですよね(^^♪(笑)

 かなり安く、フルカスタマイズできたのではないでしょうか。

 さっそく、カメラで撮った写真データの「RAW現像」を行ったり、「4K動画の編集」を行って見ましたが、サクサク動作して感動しましたよ(笑)

 春も終わってキャンプシーンが到来してきますので、どんどんキャンプシーンを撮影し「おしゃれな動画」を作っていきたいと思います(^^♪

 今後は、不定期ですが動画編集のことを記事として投稿していくつもりですので、今後も宜しくお願いします。

 最後まで読んで下さってありがとうございました。

 自作したPCのスペックを紹介したいと思います(^^♪

【CPU】インテル Core i9 10900F
【CPUクーラー】Corsair iCUE H150i RGB PRO XT CW-9060045-WW
【メモリ】G.Skill F4-3600C19D-32GSXWB [DDR4 PC4-28800 16GB 2枚組] ×2
【マザーボード】ASUS TUF GAMING H470-PRO
【ビデオカード】ASUS TUF-RX6700XT-O12G-GAMING [PCIExp 12GB]
【SSD(M.2)】サムスン970 EVO Plus MZ-V7S1T0B/IT(OS領域)
【SSD(M.2)】ADATA XPG SX8100 ASX8100NP-1TT-C(作業領域)
【SSD】サムスン 860 QVO MZ-76Q1T0B/IT(その他領域)
【HDD】SEAGATE ST8000DM004 8TB SATA600
【光学ドライブ】ASUS DRW-24D5MT [ブラック]
【ケース】Corsair Graphite 780T Black version CC-9011063-WW [ブラック]
【電源】Corsair RM1000x CP-9020094-JP

デスク周りを少し片づけた
作業がしやすくなりました
ハイスペック自作PC













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