冬キャンプ!サーカスTCDXで「お座敷スタイル」に初挑戦!雪上の底冷え対策で足がぽかぽか!テント内の移動も楽だった!

テント・タープ・ポール・ペグ

 どうもkazuでーす(^^♪

 今回は、冬キャンプで「お座敷スタイル」に挑戦してきました。使用したテントは「テンマクのサーカスTCDX」になります。雪上でのお座敷は「底冷え」が必須なので、防寒を施しながら挑戦してみましたよ。

サーカスTCDXで「お座敷スタイル」に初挑戦! 

 秋キャンプの時のレイアウトですが、虫もいないのでインナーは使わず、コットを中心にして端に荷物を置いていく設営が多かったです。

虫が少なくなる秋キャンプからのレイアウト。周りに荷物を固めることが多かった。

 このスタイルも好きなんですけど、常に靴を履いている状態が少し嫌になる時があり、そんな時にお座敷スタイルだったら「足を伸ばして休めたり、地面に横になったりできるのになー。」と考えるようになりました(笑)。

 しかし、お座敷スタイルをする季節が今回は「冬」で、しかも「雪上」になります。言い換えれば氷の上に床を作るわけですので、必ず「底冷え」が発生します。その為、底冷えに対する「防寒」は必須と言えます。

tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) グランドシートハーフ

 まず、サーカスTCDXに合うグランドシートを探していたところ、tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)から発売されているオプション品の「グランドシートハーフ」という物を見つけました。

Amazonより画像を引用。tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) グランドシートハーフ

Amazonより画像を引用

パッケージ、取り扱い説明書は入っていませんでした。

収納袋

グランドシートハーフの仕様

 「ハーフタイプ」なのでテント内の2/3程度がシートで埋まる形になります。詳細な仕様ですが、

メーカー/商品名tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) グランドシートハーフ
サイズ幅395/315×奥265×高15cm
重量1,278g
素材150DポリエステルリップストップPU加工
耐水圧2,000mm
付属品収納袋
グランドシートハーフの仕様
Amazonより画像を引用

 シートの縁は立ち上がっている「返し」の加工がされていますので、夏場だと虫よけにもなりますし、今回の使用ですと「冷気を通さない」ことが期待されます。立ち上がっている部分の高さは15cm程あります。

 商品レビューでは「水が浸み込みやすい。」とありましたが、デニール(生地の厚さ)も150Dと十分な厚さがあり、水を通しにくいポリエステル素材に「PU加工」が成されています。今回、雪上で使用しましたが、水が浸み込むことはありませんでしたのでご安心を。

 「水が浸み込む」原因ですが、経年の劣化によるPU加工のコーティングが剥がれていることが考えられ、回収時などに生地を引きずるようなことをすると、コーティングが剥がれてしまうことがありますので注意が必要です。定期的に撥水スプレーなどで生地に被膜を付けておくことが効果的だと思います。



「底冷え」の防寒にはこれがおすすめ!

ポリウレタン製の銀マット

折りたたみキャンピングマット(100cm×200cm)

このマットを二枚使用することにします。

 ここで重要なのが「冷気を断熱すること」なので、俗にいう「銀マット」をグランドシートの上に敷くことにします。マットが厚ければ厚いほど断熱の効果とアルミ側の保温効果が高くなります。今回は7mmの銀マットを使用してみました。

 また断熱以外にも、グランドシートの保護やクッション材としての活用も見込める効果がありますので、これを敷いておけば間違い無いです。

 ちなみに「銀マット」の使い方ですが、温かいほうに銀面を向けるのが正解です。逆に夏だと銀面を下に向けると良いとされています。



フランネル生地のラグカーペット

アイリスプラザのラグカーペット。銀マットで余った収縮ベルトで固定。コンパクトになりました。

 さらに銀マットの上に「アイリスプラザのフランネル生地のラグカーペット」を敷くとお座敷の完成となります。

 フランネル生地は生地面が起毛しているので、繊維の中に空気を含んで熱を逃さない性質があり「柔らかく保温性が高い生地」と言えます。今回はブラウンの200cm×250cmサイズのラグカーペットを使用してみました。



サーカスTCDXをお座敷スタイルにしてみた!

 実際に「冬キャンプ」に出掛けることがありましたので、お座敷スタイルに初挑戦してみたいと思います。この日の気温はなんと、-10℃でした!(笑)。めちゃくちゃ寒いぜ!北海道!

グランドシートハーフを取り付ける

 グランドシートを取り付ける前に、雪上なので「平地」にする必要があります。

スコップで雪をどかし平地にします。

テントを張ります。

薄い銀マットが余っていたので汚れ防止に二枚敷きます。

グランドシートを取り付けます。

 取付の方法ですが、ポール差し込み口は「貫通」しているので、ポールを立てた際に通しておくと、シートの角度調整を行いやすいです。また、テントと接する角3ヵ所については、テントを張った時のペグに取り付けられます。しかし、残りの二ヵ所については、新たにペグ打ちする必要がありますのでご注意を。取り扱い説明書も無いので少し悩みながら取り付けました。

座る位置に銀マットが触れるように敷く

寝床と座る位置に銀マットと敷いておきます。

 コットを置く位置と、座る位置に銀マットを敷いておきます。こうすることで断熱の効果が出て底冷えしにくくなります。

フランネル生地のラグカーペットを敷く

フランネル生地のラグカーペットを敷いて完成。

 フランネル生地のラグカーペットがかなり暖かいので、これ一枚でも断熱の効果は多少ありそうな感じでした。

最後に

 今回初めて「お座敷スタイル」に挑戦しましたが、思ったより底冷えはせず快適に過ごすことができました。

 良かったと感じたのが、グランドシートの縁の返しが思ったよりも冷気を遮断していることと、縁の返しのおかげで、床に温かい層が留まっている様子がありました。返しの無いグランドシートだと、ここまで暖かくはならないと思います。

 また、テント内の2/3は靴を脱いで歩けるスペースとなっていることで、開放的で物を取ったり調理をしたりと、一つ一つの動作が簡単に行えたのも良かったです。また、移動中は保温性のある上履きを使用したことで足先を冷やすことなく過ごすことができました。

 電源が取り回せるキャンプ場であれば、ホットカーペットなどを敷いても快適に過ごせるのでは無いかと思いました。

 最後まで読んで下さってありがとうございます。

冬キャンプ特集!薪ストーブと石油ストーブを徹底比較!

 KAZUが所有している薪ストーブ(G-stove)と石油ストーブ(アルパカ、ギアミッション)を徹底比較しました。ストーブの種類や性能、費用、利便性など詳しく説明しております。

各ストーブを詳細に比較しています

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今回使用したテント「サーカスTCDX」
今回使用した薪ストーブ「G-stove」
今回使用した石油ストーブ「トヨトミ GEAR MISSION RS-GE23(G)」
日本製のセンサーを内蔵した「DOD 一酸化炭素チェッカー」




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