冬キャンプ特集!薪ストーブと石油ストーブの徹底比較!これさえ押さえておけば冬キャンプは大丈夫!

薪ストーブ

薪ストーブ、石油ストーブの違いと活用方法!

 どうもKAZUです(^^♪

 北海道は根雪になり、本格的な冬キャンプのシーズンが到来しましたね。

 ところで、

 冬キャンプのストーブ選びに「苦戦」していませんか???

 たとえば、

「ストーブで本当に暖まるのかなー。」
「対流式ストーブで大丈夫かな?」

「そもそも対流式と反射式の違いって?」
「薪ストーブの設営ってどうやるの?難しいの?」

「薪?灯油?の燃料費ってどれくらい掛かるの?」

 などなど。

 実際、薪ストーブや石油ストーブには、「一長一短」それぞれの特徴があります。

 良い所もあれば苦手なところもあります。

 しかし、両ストーブの特徴をしっかりと捉えることで、快適な冬のキャンプライフを送ることができるとKAZUは考えます。

 冬キャンプを何度も経験しているKAZUの考えも重ねながら、分かりやすく皆様にご説明していきたいと思います(^^♪

 この記事では、「薪ストーブ」「石油ストーブ」の種類や仕組み、各ストーブの特徴と違いについて詳しく説明しております。さらに、ストーブの選び方やストーブの活用方法などをご紹介しております。

 ※KAZUが所有しているG-stove(ジーストーブ)、NEWアルパカストーブ、トヨトミ GEAR MISSION RS-GE23(G)を主体に説明を行っております。

冬キャンプで使うストーブは、大まかに2種類に分けられる

 冬キャンプで使用するストーブですが、大まかに「2種類」に分けることができます。

薪を燃料とする「薪ストーブ」

KAZUが所有している薪ストーブ G-stove(ジーストーブ)


 冬キャンプと言えば「薪ストーブ」ですよね(^^♪

 「テントから飛び出てる煙突」「テントの中は暖かそう」など、そんなイメージが真っ先に浮かびます。何といっても無骨で格好良いですよね(^^♪

薪ストーブの仕組み

 薪を燃料とする薪ストーブですが、薪を本体に入れて燃やすと「一次燃焼」が起き薪が燃えます。

 薪が燃えることで煙突内では自然なドラフト(上昇気流)が起き、外部へ煙が排出されていきます。この時はまだ、白い煙が煙突からモクモク出ている状態です。

 さらに、薪が燃えてくると薪ストーブ本体が高温になり、内部で生じた煙(不完全燃焼のガス)と空気が触れることによって「二次燃焼」が起き、煙突から清浄で透明な空気が煙突から排出されます。

 これが正常に燃えている状態で、本体と煙突が高温になることでストーブ周囲が暖かくなるのです。

ホンマ製作所HPより画像引用

灯油を燃料とする「石油ストーブ」

 一方、電気を必要とせず灯油を燃料にするストーブを「石油ストーブ」と呼びます。

 持ち運びができて携帯性に優れていますよね。

 冬キャンプといえば石油ストーブをイメージする方も多いのでは???

 さらに、自宅でも使うことができ、どこにでも持ち運べるのも魅力的ですよね。

石油ストーブの仕組み

 石油ストーブですが、繊維が灯油を吸い上げて気化して燃える「灯しん式の燃焼方式」で、電気が無くても自然の原理で「灯油が空っぽになるまで燃焼し続ける」ことができます。

 例えると、理科の授業で使ったことのある「アルコールランプに近い仕組み」と言えます。

 石油ストーブは携帯性に優れており、燃料の「灯油」があればどこでも暖を取ることができる優れものです。

 さらに、石油ストーブは「対流式」「反射式」に分けることができます。

対流式
KAZUが所有している石油ストーブ NEWアルパカストーブ

円筒状のオシャレな形の石油ストーブで、ストーブ上方より暖められた空気を上昇させ「室内の空気循環を促して暖める」ことができるストーブです。



反射式
KAZUが所有している石油ストーブ トヨトミ GEAR MISSION RS-GE23(G)

・長方形の馴染みのある形の石油ストーブで、灯しんの周囲にある反射板を用いることで「前面とストーブ上方を暖める」ことができるストーブです。



薪ストーブと石油ストーブの特徴の違いとは?

 それでは、種類と仕組みを理解した上で、ストーブの特徴を押さえていきたいと思います(^^♪

 ストーブの比較表ですが、KAZUの冬キャンプの実体験と、ストーブ関連の情報を元に作成させて頂きました。

各ストーブの長所と短所

◎すごく良い 〇良い △普通 の基準で作成しました

 それでは、比較表をもとに一つずつご説明していきたいと思います。

燃料と一泊の暖房費(燃料にかかる費用)

 薪ストーブの燃料は「薪」です。

 燃料に使う薪は購入するか、自分で乾かして薪を作る必要があります。

 さらに、冬のキャンプでは薪ストーブを焚いたまま運用する為、大量の薪を必要とします。

 1束(15Kg)1,000円程度の薪であれば、4束以上必要になると考えた方が良いです。

 「1日のキャンプに掛かる暖房費は4,000円以上」になる計算になります。

 一方、石油ストーブの燃料である「灯油」は、ガソリンスタンドや色々な場所から入手することができます。

 しかも、リットル/100円前後で購入できるのでお財布に優しいですよね。

 一般的な石油ストーブの容量は3~4リットルで10時間程度は燃焼します。

 キャンプ中に灯油の補給を一回加えても、「1日のキャンプに掛かる暖房費は1,000円以下」に収まる計算になります。

薪ストーブ(薪)4,000円以上(1束15Kg×4)
石油ストーブ(灯油)1,000円以下(3~4リットル×2回)
冬キャンプにおける燃料にかかる費用

火力性能(暖房出力)

 火力については、「薪ストーブ」に勝るものは無いと思います。すごく暖かいです。

 一般的に1Kg程度の薪を燃やすと、「5.0kw~以上」の暖房出力(kw)を薪ストーブに期待することができます。

 テントの気密性などによって暖かさの感じ方は変わりますが、「1kwで普通住宅の二畳程度の広さを暖められる」と考えれば、薪ストーブはとても優れた暖房機器であることが理解できます。

 一方、石油ストーブですが、KAZUが所有するNEWアルパカストーブは「3.0kw」、トヨトミ GEAR MISSION RS-GE23(G)で「1.9~2.2kw」と、薪ストーブより暖房出力は劣ります。

 しかも、石油ストーブの場合は、燃焼により一酸化炭素を出し続けるので、テント内で使用する場合に、気密性を持たせてしまうと、一酸化炭素中毒を引き起こす原因になります。

 薪ストーブと違って煙突から排気が行えない石油ストーブの場合は、「換気が前提にあるストーブ運用」となりますので、冬キャンプにおける「暖房出力は低くなる傾向にある」と考えます。

 実は、石油ストーブだけだと、厳冬期の冬キャンプは厳しい現実があるのです。

薪ストーブ5.0kw以上※1.5Kg程度の薪を燃やした場合
NEWアルパカストーブ(対流式)3.0kw※換気によって低くなる
トヨトミ GEAR MISSION RS-GE23(G)(反射式)1.9~2.2kw※換気によって低くなる
各ストーブの暖房出力

持続性(燃焼時間)

 G-stoveの場合、薪を焼(く)べても1時間~2時間で燃え切ってしまいます。都度、薪を焼べないと持続した燃焼を行うことができません。

 一方、石油ストーブは、灯油を満タンに入れても10時間以上は定格の暖房出力を維持したまま燃焼させることができるので、薪ストーブに比べると持続性はとても高いです。

薪ストーブ1~2時間
NEWアルパカストーブ(対流式)10時間(カタログスペック)
トヨトミ GEAR MISSION RS-GE23(G)(反射式)16~19時間(カタログスペック)
各ストーブの持続性(燃焼時間)

利便性

 キャンプシーンにおいて、利便性を一番感じるのは薪ストーブだと思います。

 理由ですが、「薪ストーブは火力も強く調理が行いやすいから」です。

 G-stoveの天板はフラットな形状をしており、一人用の鍋なども置けますし、サイドスペースを使えば、余熱調理を行える優れたストーブです。

 一方、石油ストーブでは、高火力での調理を行うのは難しいですが、お湯を沸かす程度でしたら可能です。

 個人的な主観もありますが、調理をしながら暖を取れる薪ストーブに利便性の軍配が上がるとKAZUは考えます。

設営方法

 石油ストーブは、テント内の好きな場所に設置が行えます。

 しかし、薪ストーブの設置は簡単ではありません。

 キャンプ場まで薪ストーブ一式を持っていき、そこから本体を固定して煙突を刺して、ロープで固定して、、、などなど。

 薪ストーブの設置は様々な手順を多く踏み「それなりの技術と経験が無いと難しい」と感じます。

 手がかりとして、KAZUが実際に行った冬キャンプの様子を公開しております。

 内容は、「バンドックソロティピー1TC&DDタープ、G-stoveを使用した冬キャンプ動画」になります。

 その動画の中で、G-stoveを設置している様子も公開しておりますので、ぜひご参考になさってみて下さい。

冬キャンプができる日本最北のキャンプ場!士別市「焚き火キャンプ場 士別ペコラ」に行ってきました!BUNDOK(バンドック)ソロティピー1TC+DDタープ(4×4)+薪ストーブ!
厳冬期の北海道で行った冬キャンプの様子です

携帯性

 薪ストーブ一式をBOXに収納しても、その他に薪なども大量に必要となってくるので、どうしても「荷物が多くて携帯性に欠けるキャンプ道具」になりがちです。

 一方、石油ストーブは携帯性に優れていると感じます。

 その中でも対流式ストーブのNEWアルパカストーブは、「燃料である灯油を入れたまま携帯することができる」ので、携帯性に最も優れたストーブと言えます。

 残るトヨトミ GEAR MISSION RS-GE23(G)は、使い終わったあとに「タンクの灯油抜き」をしないと、ストーブの揺れで灯油が漏れ出す危険性があり、携帯性を考えると、NEWアルパカストーブに軍配が上がります。

価格

 価格ですが、一番安価で手に入るのがトヨトミ GEAR MISSION RS-GE23(G)になり、価格は「16,500円(税込み)」です。

 続いてNEWアルパカストーブの「34,100円(税込み)」、G-stove(ノーマル)が「51,700円(税込み)」となります。※2021.11現在

 G-stoveは煙突等を含むセット販売ですが、その他に「煙突ガード」や、背の高いテントであれば「延長用の煙突」、「ダンバー(火力調整)」、「スパークアレスター(先端に付ける網状の筒)」など、必要なオプションが増えてくるので、結果6万~7万円以上の出費が掛かってしまいます。

G-stove(ノーマル)51,700円(オプションを含めると6~7万)
NEWアルパカストーブ(対流式)34,100円
トヨトミ GEAR MISSION RS-GE23(G)(反射式)16,500円
各ストーブの価格

 

拡張性

 拡張性ですが、G-stoveのオプション品の中には、冬キャンプを快適にしてくれる道具が沢山あります。

 煙突と煙突の間に取り付ける「オーブン」や、「キッチンスペース」「ウォーターヒーター」などがあり、拡張性が非常に高い薪ストーブと言えます。

 お湯を沸かせて常備できるウォーターヒーターは、寒い冬場に重宝しそうですね。

 一方、石油ストーブにはオプション品などの拡張性は無いのですが、KAZUが良く使っている「エコファン」を取り付けることができます。

 

 エコファンの仕組みですが、ストーブとファン、室内の温度差から生まれる「熱」を利用して「発電」します。そして、発電した電気がモーターを通りファンを回転させます。

 エコファンを対流式や反射式ストーブと組み合わせることで、空気循環を促し温風を流すことができるようになります。もちろんG-stoveにも使うことができます。

 ストーブを使うKAZUにとってマストアイテムですので、かなりおすすめです(^^♪



薪ストーブと石油ストーブの違い

 ここまで両ストーブを比較して見ましたが、あらためて表を見ると「一長一短」が多くあることが理解できます(^^♪

良い所もあれば惜しいところもある

 次項では、両ストーブを選ぶポイントをご説明していきたいと思います。

 

結局、どのストーブが良いの?

 両ストーブの種類や特徴、違いなどを理解した上で一度考えて欲しいのですが、

 「あなたの考える冬キャンプって?どんなイメージですか?」

 KAZUが住んでいる北海道北部のエリアは「厳冬期の1月~2月になると-20℃を超える日もあって過酷で厳しいエリア」になります。

 -30℃を超える日もザラにあるので長時間外に居ると、具合が悪くなって凍死するレベルです(笑)

 このエリアで冬キャンプを行うことを想定するのか?

 はたまた同じ1月~2月の内陸地方で行う冬キャンプを想定するのか?氷点下まで行かない温暖なエリアで使用するのか?

 一括りに、「このストーブをおすすめします!」と言ってしまうのは、個々のイメージと結び付かないと思います。

キャンプをする場所の気温が大事!

 そこで考えて欲しいのが、キャンプ場の気温です。

 秋冬キャンプの経験を元に作成したストーブ選びの目安表になります。

 個人的な主観で目安表を作成しました(笑)

 やはり0℃~-20℃になってしまうと「薪ストーブ」だけでは正直寒いので、「薪ストーブ+石油ストーブの二刀流が一番ベストな冬キャンプの楽しみ方」だと感じます。

 ストーブの運用方法ですが、就寝前に薪ストーブのダンパーを使って火力を調整して保温状態にします(それでも4時間程度しか持たないが)、さらにテントの換気と一酸化炭素チェッカーを使って、石油ストーブを点けたまま床に入ります。これで-20℃までのキャンプを快適に行うことができました。

 しかし、高機能なダウンシュラフや衣服の防寒、湯たんぽの使用によっては、二刀流まで必要ない場合がありますので、上記の運用は一つの目安としてお考え下さい。

 ちなみに、「-20℃を超える冬キャンプは基本的に我慢との勝負」ですので、おすすめしません(笑)

使用する目的も大事!

 上記では、外気温でストーブの必要性を一括りに示して見ましたが、もちろん使用目的でストーブを選ぶことも重要であると考えます。

 利便性で説明した「調理のしやすさ」だけで考えると、「薪ストーブはお勧めできる調理器具」であると思いますし、野外で薪ストーブを使って調理を行うのも一つのキャンプスタイルに当てはまると思います。

 石油ストーブだと、携帯性を生かしてデイキャンプでサッと取り出して使うこともできますし、反射式ストーブをチェアの横に置いてピンポイントで足元を暖めることだってできます。

 KAZUも、秋冬とカメラ撮影で遠方に行くときは、サッと取り出して使用できるNEWアルパカストーブを持って行くことが多いです。撮影地で暖を取りながらお湯を沸かしてコーヒーを飲んだりします。

 テントにストーブを入れるだけがストーブの使い道では無いということです。

最後に

一長一短で決めるべからず安全な使用を。

 いかがだったでしょうか?(^^♪

 とても長い記事でしたが、少しでも冬キャンプに使うストーブの事を知って頂けたら嬉しい限りです。

 薪ストーブと石油ストーブには、一長一短があり、それぞれの特徴があります。

 上記の内容を踏まえ、お住まいの地域の気候に見合ったストーブを選択すると良いのではないでしょうか?

 そして、基本的に「テント内は火気厳禁」です。「一酸化炭素中毒」の危険性を十分熟知した上でストーブを取り込む必要があります。さらに、薪ストーブを設置する為には、設置の仕方を何度か練習する必要があると考えます。

 下記では、当ブログ内で投稿した過去のストーブ関連の記事を詳細にご紹介しておりますので、気になる記事があればご参照下さい(^^♪

 最後まで読んで下さってありがとうございます(^^♪

 冬キャンプを楽しんで行きましょう♪♪♪






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