パラコードDIY「コブラステッチ(平編み)」
どうもKAZUです(^^♪
キャンプで使用している「パラコード(ロープやガイロープ)」
テントやタープを強く張りたい時に使ったり、何かと連結したい時や、物をまとめて縛りたい時などに使用していると思います。
実は、このパラコードを使って、「ストラップやブレストレット」を作ることができるのをご存じでしょうか?(^^♪
パラコードと、自宅にあるハサミやライターがあれば、「誰でも簡単に」お洒落なストラップやブレスレットを作ることができますよ(^^♪
今回は、そんなパラコードDIYから、「コブラステッチ(平編み)」という編み方を学び、実際にキーストラップを作っていきたいと思います。
この記事では、パラコードDIY「コブラステッチ(平編み)」の編み方を詳しくご紹介しています。
「コブラステッチ(平編み)」でキーストラップを作ってみよう!
さっそくコブラステッチで編み込んでいくのですが、最初に完成したキーストラップをお見せしたいと思います。
製作したキーストラップはこちらになります。
完成したキーストラップはこちら!
こちらが完成したキーストラップになります。
端がループ形状になり、互いをクロスしながら編み込まれているのが分かると思います。
両端に付いている「キーリング(左)」、「ナスカン(右)」は、100均で購入した物になりますよ(^^♪
使用したパラコードの長さは80cm
上記のストラップを作るのに、「パラコードの長さは80cm必要」になります。
そして、パラコードの太さは締め込みやすい「4mm」を使用しています。
パラコードの長さは「80cm」、太さは「4mm」
ストラップを一つ作るだけで80cm~1mくらいのパラコードを使用しますので、パラコードを新たに購入する際には、「30mや50mのロングタイプ」をおすすめします(^^♪
※ちなみに腕に巻くブレスレットは一つで「3m」くらいパラコードを使いますよ。
今回は80cmにカットして使用
※KAZUが愛用している迷彩柄のパラコード
カットしたパラコードの両端を熱処理する
パラコードはナイロン製で中に芯線が入っています。
カットしたパラコードの端は、ほつれて広がる為、ライターなどで炙り「熱処理」を加え固める必要があります。
カットした直後。ナイロン製で中芯がほどけている状態。
ライターで少しずつ炙ります
ナイロンが溶けて固まればOKです
コブラステッチの編み方
準備が整いましたので編み込んでいきたいと思います。
まず、パラコードを半分の長さに折り曲げます
キーリングに通します
左側のパラコードを右側のループに通します。この2本が芯になるパラコードになります。
二本の芯にナスカンを通します。
今回は、「約7cm」の間隔を空け編み込んでいきます。
ポイントですが、
キーリングからナスカンまでの長さが「ストラップの長さ」になります。
という事なので、出来上がりは、「約7cm編み込まれたストラップ」になりますよ(^^♪
ナスカンに通した後、パラコードを左右に分けます。つまり真ん中の2本が「芯」、左右に分けたパラコードが「編み紐」になります
右側のパラコードは、二本の芯の上を通って左へ。左側のパラコードは、右から通ってきたパラコードの上に重ねます
左側のパラコードを、二本の芯の下へ通して、さらに右側ループの中に通し上に引き上げていきます
引き締めることで半目編み込むことができます。
キーリングとナスカンの距離を保ちながら「ギュッ」と引き締めます
次は、左側のパラコードからスタートし、二本の芯の上を通して右に。
ここでポイントです!ペンが指した「縦の網目に注目」です。
編み込んでいる内に、「あれ?どっちからスタートするんだっけ?」と、分からなくなることがあります。
実は、
一番下の縦に渡っている編み目=「スタートする側のパラコード」になります。
つまり、「縦に渡っている編み目側からスタートする」という事を覚えておくと、分からなくなっても編み方を間違えることはありません。
上記の写真だと、「左側の網目が縦に渡っているので、”左側”からスタートする」ことになります(^^♪
そして、右側のパラコードを、左から通ってきたパラコードの上から二本の芯の下へ潜らせ、さらにループの中を通し左に引き上げます
これでコブラステッチが1目編めたことになります。
さー、ここで問題です(笑)
次にスタートするのは「右側ですか?左側ですか?」
上の写真を見て確認して見て下さい(^^♪
正解は、、、。
縦編みが右側にあるので、正解は「右側」になります。
右側のパラコードからスタートします
先ほどと同じ通し方で編み込んでいきます
この左右の編み込みを繰り返していくことで、
5目編み込めました
余分なパラコードをカットします
ライターでちょっとずつ炙り溶かしていきます
溶けた部分は、ライターの先端(金属部)を押し当てると綺麗に固まりますよ
キーストラップが完成しました!!!
どうでしょうか?(^^♪
画像を確認しながら編み込むことで、簡単に編むことができたと思います。
慣れてしまえば、短時間で編むことができます。
自宅の家の鍵を取り付けてみました
応用編「ククサに取り付けてみる」
上記と同じ編み込みでストラップを作り、KAZUがキャンプでよく使う「ククサ」に取り付けてみました。
ストラップが付くことで、ミリタリー感が増したククサの完成です
ストラップを付けることでカラビナと連結できるようになりました
このパラコード(迷彩)と木目は合いますね
アクセントに鹿の角と真鍮製のナスカンを取り付けました
安いククサ(確か1,000円ちょっと)でも、リメイクすることで「無骨で使い込んだククサ」に変化させることができます。
もちろんストラップもアクセントになっており、ククサ自体の濃淡の色合いに、迷彩柄がマッチしていますよね(^^♪
最後に
いかがだったでしょうか?(^^♪
パラコードDIYを習得することで、防災の時やキャンプ、アクセサリー作りなど、色々な用途に適した道具を製作することができるようになります。
この後、ブレスレットを製作して見ましたが、使用したロープの長さは「約3m」でした。
例えば、災害やキャンプ時でロープが不足した時など、このブレスレットを身に着けておくと、「ほどけば3mのパラコード」として再利用することができます。
しかも、使い終わったら「編み直せるので究極のエコ」になりますよね(笑)
その他に、
・ペットなどの首輪やリード
・カメラストラップ
・ハンドル(持ち手)
・防災アイテム
・時計のベルト などなど。
作り手のアイデア次第で、多種多様な便利アイテムを作ることができちゃいます(^^♪
第一弾はコブラステッチ(平編み)でしたが、不定期で第二弾、第三弾と「新たな編み方」をどんどん記事にしていきますのでお楽しみに♪
最後まで読んで下さってありがとうございます。
※KAZUが愛用している迷彩柄のパラコード
追記情報:スネークノットの編み方を解説!
コブラステッチをマスターした方はこちらの結び方もおすすめですよ(^^♪
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