ベビーフォトの準備をしました!100均の小道具にLED照明も!(撮影依頼)

撮影依頼/実績

 どうもKAZUです(^^♪

 今回は、友達の依頼で「ベビーフォト(ニューボーンフォト)」を撮ることになり、準備から撮影までの経過をブログで紹介させて頂きたいと思います。

 新生児から乳児までの期間は短いですが、友達とその子供の為に綺麗な写真を収めてきました。

 今回は、「準備編」として「新生児~乳児」のことについてと、撮影に向けて「必要な小道具や機材」について触れていきたいと思います。

 この記事では、「ベビーフォト(ニューボーンフォトも含む)」を撮影するにあたって、「注意するポイント」十分に学び、ベビーフォト撮影の準備から撮影までの経過を紹介する記事となっております。

ベビーフォトを撮りました!(準備編)

 友達であるK氏から「子供が産まれたから、にゅーぼーんふぉとを撮って?」と依頼がありました。たしか、友達の子供が生まれたのは一ヵ月半前の話しです。

 KAZUはもっぱら「風景、キャンプ、風景、キャンプ、風景、、、、」しか撮っていませんので、「にゅーぼーんふぉとって?」聞き返しました(笑)、the無知です!!!

 どうやら「新生児期(生後4週間以内)に撮影する赤ちゃんの記念写真」「ニューボーンフォト」と言うのだとか。なるほど。

 しかし、調べてみると「出生一ヵ月を過ぎたら新生児では無く乳児」と呼ぶらしいので、正解はニューボーンフォトでは無くて「ベビーフォト」ですね(笑)

 KAZU自身、ポートレート撮影の経験があまり無いのですが、友達の頼みということもあって依頼を受けることに。

ベビーフォト(ニューボーンフォト)で注意する4つのポイント

 色々と調べていく内に、ベビーフォトもニューボーンフォトも、撮影で注意するポイントがいくつかあることを知りました!

 KAZUなりに「4つのポイント」に分けてみました(^^♪

・赤ちゃんは、とてもデリケート!カメラマンは新生児~乳児の特徴を知る必要がある!
・新生児の体の構造を知り、
できないポージング」を理解する
・赤ちゃんは、衛生面や環境に左右されやすい
・撮影時は、誰よりも赤ちゃんの機嫌を優先する

赤ちゃんは、とてもデリケート!カメラマンは新生児~乳児の特徴を知る必要がある!

 これは大事なことですよね。

 カメラマンは新生児や乳児のことを知らなければいけないので、KAZUも子供ができたと仮定して考えてみることにしました(^^♪(笑)

 まず、新生児とは「生後0日から28日未満の生後4週間の児」のことを指します。

 そして、乳児はそこから「1歳未満の児」のことを指します。

 今回、撮影するお子様は、1ヵ月半前に生まれたばかりですので限りなく「新生児よりの乳児」です。ほぼ新生児と考えても良いでしょう。

 そこで、「撮影前にKAZUが調べた新生児の特徴」をまとめてみることにしました。

新生児の生活

 新生児は一日のほとんどを寝ている。睡眠時間は18時間~20時間。飲んでは眠りを繰り返し、時間の感覚は無くて、昼も夜も分からない。

 頭がでかく四頭身。頭のてっぺんは柔らかい。頭蓋骨が閉じておらず泉門と呼ばれる部分が開いている。骨自体も薄く、首が座っていないので頭部に外傷をうけやすい。

目、耳、鼻、口

 目の明暗の理解はあり、30cm先ぐらいの距離の物であれば認識可能。特に赤色は認識する。

 音には敏感で、大きな声や音に驚いて手足を開き、しがみつこうとするモロー反射が見られる。

 嗅覚はかすかにあり、生まれたばかりの時は「鼻呼吸」をしている。口呼吸が苦手なので鼻つまりに注意が必要。

 唇に何かが触れると、それに吸いつこうとする吸てつ反射が見られる。

手、足

 手は、触れる物を握ろうとする把握反射が見られる。上向きで「W字型にひじを曲げている姿が自然体」

 足は、「M字型に膝を曲げている姿が自然体」、股関節脱臼のリスクも高い為、足の伸縮に注意が必要。

へそ、お腹

 へそには小さな傷が残っており、衛生面に配慮する。腹部の中の胃は消化吸収が低下しており、尿排便の回数が比較的多い。

呼吸

 腹式呼吸の為、腹部がきつくならないような配慮が必要。呼吸数は、1分間/40回程度。

皮膚

 角質層が薄く刺激に弱い。水分量も多く、新陳代謝が活発。汗っかきで冷えやすい。

結果、新生児は「超デリケート」

 これだけの特徴を知るだけで、撮影依頼をオッケーしたのを少し後悔しました(笑)

 でも、調べている内に新生児のことを理解することができましたよ(^^♪

 一番大事なのが、大人相手のポートレートとは違い、相手は「新生児~乳児」だということを理解することです。

新生児の体の構造を知り、「できないポージング」を理解する

 ポージングの話しになりますが、新生児は「首が座っていない」為、「頬杖」や「立たせたみのむし」、「うつぶせ寝」をさせてはいけません。

 こういったポーズは新生児に「負担をかけるポーズ」になります。

 さらに、学んだことを思い出すと、新生児は腹式呼吸に鼻呼吸をするので、うつぶせだと危ないことが理解できます。

 こういった理由付けを考えながら、安全に撮影を行いたいですね。

 ベビーフォトやニューボーンフォトでは、「赤ちゃんがそのまま寝ているだけの状態の姿」を撮るように心がけることが大切になります。

赤ちゃんは、衛生面や環境に左右されやすい

 赤ちゃんは汗っかきで体温調整が上手に行えない為、薄着にしたり室温管理(20~25℃くらいが適当)が重要。

 また、湿度も60%くらいが理想とされ、換気も十分に行う必要がある。

 要するに「赤ちゃんが快適に眠られる環境」を提供しながら撮影を行わないとダメということである。

 室温の目安だが、大人が少し暑いと感じる程度が良いとされている。

撮影時は、誰よりも赤ちゃんの機嫌を優先する

 デリケートな状態ということを理解した上で、途中で眠ってしまったり、泣いてしまったりすることを常に予想し対応していく必要があります。

 長時間の撮影にならないように「短時間」で済ます工夫も必要になってきます。

 何より、赤ちゃんに目が行きがちですが、出産後のお母さんの気遣いも大切だと思います。

 「基本的に無理をしないで赤ちゃんに任せた撮影を行う」ことが重要だと考えます。

小道具について

100均で揃えてみました

 絶望的に色彩センスの無いKAZUですが、行きつけのダイソーに出向いて、使えそうな小道具をそろえてみましたよ(^^♪

 K氏の方で「かご」「おくるみ」は用意してくれているという話しでした。

造花、スカーフ、その他

 綺麗に写真を収めるのであれば「造花」が良いのかなーと思い購入しました。

 色のテーマは「赤」「青」「黄色」で考えてみましたよ(^^♪

赤やピンク、白を基調としてみました
青は少し明るめの感じに
黄色は、向日葵をテーマに揃えてみました
色や雰囲気の味付けに「草」も少し用意しました

 本当は、木材を使用した「一文字フォント」が欲しかったのですが、売っていなかった( ;∀;)

下地は余っている壁紙クロスを代用

 撮影の下地ですが、床を背景にするのも少し変だと感じたので、自宅をリフォームした時に余った「壁紙クロス」を使用してみたいと思います。

 柄は「白いレンガ風」になります。

 KAZUの自宅の壁一面は、このクロスを使用しています。

KAZUの自宅の壁、一面だけ「白いレンガ風」の壁紙を使用しています
リフォームの時に余った壁紙クロスです。幅は1mになります
可愛い柄なのでベビーフォトの下地に合うと思います

室内撮影なのでコンパクトLED照明を活用

 ベビーフォトやニューボーンフォトでは、基本的に相手方のご自宅で撮影することが多いと思います。

 もちろん室内ですので、カメラのシャッタースピードを稼ぐことを考えると、それなりの明るさや明るい照明が必要だと感じます。

 ストロボ等の強い光は赤ちゃんには刺激が強いので極力使用しない方向で考え、発光が均一な「LED照明」を活用していきたいと思います。

 過去に、Amazonで購入した「Babacomのリングライト(新品未使用)」を使用してみたいと思います。

 実際に、活躍の場が少ない機材ですが、一台あると何かと便利かも。

最後に

 今回は、「準備編」として「新生児~乳児」のことについてと、撮影に向けて「必要な小道具や機材」について触れてみましたが、いかがだったでしょうか?

 事前に予習を重ねてから撮影に挑むことで、事故のリスクを減らすことができます。

 それには、撮影する「カメラマン」が深い知識を得る必要があり、それが結果的に「赤ちゃんを守る」ことに繋がると考えます。

 KAZUは、このブログを執筆している過程の中で、「慣れてないけど大丈夫かな。」と不安になりましたが、調べることで理解を深め、カメラマンとしての自覚や経験値を高めていけると考えました。

 「できないから撮影しない。」で終わらせないで、次のステップに向かってく為の重要な勉強なんだと感じます。

 せっかく友達から依頼された「思い出を切り取り後世に残す作業」ですので、責任感を持って「安全な撮影」を行いたいですよね。

 そして、自分のスキルアップの為に!

 次回は「撮影編」をご紹介していきたいと思います(^^♪

 先に言っておきますが、実は、安全に楽しく撮影を行うことができましたよ(笑)

 最後まで読んで下さってありがとうございます。

追記情報:ベビーフォト「撮影編」の様子になります


 

コメント

タイトルとURLをコピーしました