ワンランク上の寝心地!?WAQ 2WAY「フォールディングコット」をレビュー!
どうもKAZUです(^^♪
今回は、「WAQ(ワック)」の「2WAY フォールディングコット(以下:2WAYコット)」を徹底的に解説していきたいと思います!
WAQの2WAYコットが発売されてから、かなり日にちが経過していますが、コットの関連記事やYouTube等の紹介動画でも、数多くの高い評価が付けられており、ベストセラー商品となっております。
そんなWAQの2WAYコットを、深く解説していきたいと思います!!!
この記事では、「WAQ(ワック)」の「2WAY フォールディングコット」の特徴と、コットの組み立て方などをご紹介しております。
WAQとは?
まず、2WAYコットを販売しているWAQですが、
正式名称は「WAQ株式会社」、
略して「WAQ(ワック)」と呼ばれています。
「WAQ」
公式サイト→「WAQオンラインストア」
2017年、大阪市で誕生したアウトドアブランド
WAQは2017年、大阪市で誕生したアウトドアブランドになります。
アウトドア用品のネット販売や小売販売、レンタル事業などを手掛けています。
WAQの特徴ですが、「アウトドアを通じて人生にわくわくを。」をテーマに、どなたでも扱いやすく、キャンプに出かけたくなるようなわくわくする商品を販売しています。
・「アウトドアを通じて人生にわくわくを。」をテーマにしているアイテム作り。
・ベストセラー商品も多く知名度の高いアウトドアブランド。
2WAYコットを徹底的に解説!
それでは、WAQの2WAYコットを解説していきたいと思います。
2WAYコットの特徴
まず、2WAYコットの特徴ですが、コット面積は「190cm×67cm」と大柄な方が横になっても十分開放感のある大きさになっています。
また、耐荷重は「150Kg」となっています。
付属のコットレッグを取り付けることにより、「37cm」まで高さを上げることができ、座った時に足が着く標準的な高さといえます。
カラーは「タン」と「オリーブ」、「ブラック」から選択できます。
今回の解説では、オリーブの2WAYコットをご紹介させて頂きます。
収納袋に入れた状態の「総重量は、3.26Kg」と軽量なコットになります。
フレーム材質には、「A7075超々ジュラルミン」という合金アルミニウムを使用しており、強度が高くなっています。
フレームカラーは、マッドブラック調。肌触りも良いと感じました。
張り材の材質には、「ナイロン(300D※デニール)」を使用し、「リップストップ加工」が施されています。
他社のコットなど、ポリエステルを使用していることが多い中、伸縮性が高く摩擦に強いナイロンを使用しているのは、2WAYコットの特徴と言えます。
【D=デニールとは?】
=糸や繊維の太さの単位。数値が大きい程、高い強度がある。
【リップストップ生地とは?】
=「RIP(裂ける」ことを「STOP(止める)」特徴があり、縦と横の糸が頑丈に格子(こうし)状に縫い込まれた生地のこと。
収納袋にも同様の素材と加工が施されています。
個人的に、「ほつれはあまり無く、綺麗に裁縫がされている」という印象を受けました。
以上が、2WAYコットの基本的な特徴になります。
メーカー | WAQ |
品名 | 2WAY フォールディングコット |
カラー | タン、オリーブ、ブラック |
使用時サイズ | HIGH 190×67×37cm(幅・奥行き・高さ) LOW 190×67×17cm(幅・奥行き・高さ) |
収納時サイズ 重量 | 60×18cm(幅・高さ) 約2.5Kg(コットレッグ含む3.26Kg) |
耐荷重 | 150kg |
フレーム素材 | A7075超々ジュラルミン |
張り材素材 | ナイロン(300D) ※D=デニール(数値が大きい程高強度) ※リップストップ生地 |
収納袋素材 | ナイロン(300D) ※リップストップ生地 |
表面加工 | ブラックマット調 |
価格 | 15,800円(税込み) |
収納袋
収納袋の作り込みですが、張り材と同じナイロン(300D)とリップストップ生地を採用していて、タフな印象を受けました。
裁縫もしっかりしており、ファスナーや取っ手、多目的に使用できるループなど、とても丁寧に作られています。
・収納袋は、張り材と同じナイロン(300D)素材、さらにリップストップ生地を採用している。
・ファスナー、取っ手を含むループも丁寧な作りになっている。
2WAYコットの各パーツ
パーツは、上から張り材、専用の黒い袋に収納されているコットレッグ、左下3本セットのレッグフレーム、右側のメインフレームとなっています。
・2WAYコットのパーツは、「肌に触れる張り材」と「張り材に通すメインフレーム」、「張り材を支えるレッグフレーム」、「脚となるコットレッグ」から組み上げられる。
張り材
肌に触れる張り材を詳しく見ていきたいと思います。
折りたたまった状態ですが、広げると190cm×67cmまで広がります。
ナイロン素材ですので、触った感触はサラっとしています。
さらに、メインフレームを通す穴ですが、縫い目の折り返しも丁寧に縫われており、強度も高く問題無いと感じました。
レッグフレームと接続する為に空いているトンネル部ですが、裏返すとメッシュ素材が縫われており、メインフレームを通す際にフレームの滑りを良くしているのが分かります。
細かいところも考えられて作られています。
個人的に、メインフレームを通す時にフレームが外に飛び出てくるコットもある中、この2WAYコットのトンネル部のアーチ形状は硬めにできているので、しっかりメインフレームを通すことができました。
・リップストップ生地によりとても頑丈。
・縫い目なども綺麗に縫われている。
・メインポールを通すトンネル部位の裏面にメッシュ材を採用。アーチ形状も硬くメインフレームを通しやすくなっている。
メインフレーム
メインフレームは太めのA7075超々ジュラルミンを使用。
落ち着いた雰囲気のマッドブラック調に仕上がっています。
4本のフレームはゴムで連結しており、重ねて接続することで一本のメインフレームになります。カチッカチッという音が気持ち良いです。
メインフレームの接続部ですが、左右はフラットになっていますが、中央部のみリングが挟み込まれています。
この中央リングの役割ですが、レッグフレームとの接続をより強固にする大きな役割を担っています。※レッグフレーム項目で詳しくご説明します。
・メインフレームは太く剛性があり、質感はマッドブラックで高級感がある。
・メインフレーム中央の繋ぎ目には「リング」が付いており、レッグフレームとの取付けをより強度にしている。
レッグフレーム
張り材とメインフレームを支えるレッグフレームですが、メインフレーム同様にゴムで連結されており、重ねて接続することで一本のレッグフレームになります。※3セットあり
また、折り畳んでいる状態の時は、マジックテープで固定できるので、収納時にかさ張ることがない親切な設計です。
レッグフレーム接続部のがたつきは少なく、持ち上げても外れることはありませんでした。
レッグフレームは大事な骨子部分ですが、頑丈に作られている印象を受けました。
メインフレームに接続するアタッチメントですが、ハンドルの左右に取り付けられている金属ボタンを押すことで、アタッチメントの固定を解除できる仕組みになっています。
逆にハンドルを握りることで、アタッチメントの固定を行うことができます。
アタッチメントの先端部ですが、メインフレームの中央リングと噛み合う形状になっており、組み上がった際に、メインフレームとレッグフレームの縦ズレを防止することができます。
・収納時は、マジックテープでまとめやすくなっている。
・骨子部分となるレッグフレームは頑丈でがたつきが少ない。
・メインフレームのリングと、レッグフレームのアタッチメントが嚙み合わさり、ズレにくい構造になっている。
コットレッグ
コットレッグですが、レッグフレームに差し込むことで、フォールディングコットの高さを調整することができます。
接続部には硬めのピンが取り付けられており、差し込んだ際の抜け防止を担っています。
接地面のキャップは樹脂素材でできており、凹凸形状によって滑りにくく、安定して設置が行えます。
コットレッグを差し込んで見ると、ピンで強く固定されており、持ち上げても抜け落ちることはありませんでした。もちろんガタツキもありませんでした。
・接続部同士のガタつきは少なく、荷重をかけた時にぐら付きが少ない。
・樹脂製の凹凸が付いたキャップによって滑りにくい構造。
・内部にピン留めが付いており、落ちないようなっている。
2WAYコットの組み立て方
ここからは、2WAYコットを組み立てていきます。
張り材にメインフレームを通します
張り材を広げたら、角からメインフレームを差し込んでいきます。
差し込む場所は、角の「黒のループ」が付いている部分になります。
あまり勢い良くメインフレームを差し込むと、このようにトンネル部から外に飛び出てしまうので注意が必要です。
奥まで差し込むと、メインフレームが若干余りますので、黒ループを引っ張って残りのメインフレームを中に入れ込んでいきます。
レッグフレームを装着していく(中央→左右の順番)
レッグフレームをメインフレームに取り付けていきます。
順番は中央→左右になります。
アタッチメントの逆側からメインフレームに取り付けていきます。
少し押し込むことで「カチッ」とリングと噛み合います。
続いてアタッチメントをメインフレームに取り付けていきます。
アタッチメントの取り付けですが、解除した状態(緩めた状態)でメインフレームに取り付けていきます。
メインフレームの先端を重ねて取り付けた後、ゆっくりとハンドル部を握ることで固定することができます。
少し硬めですが、何度か使用している内に可動部が馴染み、簡単に固定が行えるようになります。
※初回の数回は硬めになっている。
アタッチメントとメインフレームが接続されました。リングにより固定されているので、ずれることはありません。
レッグフレームを左右に取り付けていきます。
コットレッグを取り付ける
コットレッグをレッグフレームに差し込みます(計12ヵ所)。
張り材も均一に張られており、全てのフレームが接続されました。
実際に2WAYコットに寝てみました!
組み立てを終えたので実際に寝てみることにしました。
指で押さると、「少し柔らかく、反発力も適度にある」そんな印象を受けます。
実際に横になった感想ですが、フレームのぐらつきは少なく、安定した寝心地でした。
体全体をしっかり支えている感覚。そんな感じです。
しかも、背中から腰部にかけて適度な反発力があるので、腰痛持ちの方だとこちらの方が腰には優しいかも知れません。※自身は腰痛経験者ですのでおすすめかも。
さらに、張り材の材質であるナイロン素材はサラっとした肌触りをしており、吸湿性の高い素材ですので、寝ている時の汗蒸れや汗冷えによる底冷えを抑えてくれます。
※追記情報:他社コットを使用して比較してみました!
BOCとHelinox、WAQ、FUTURE FOXのコットを使用して、比較を行ってみました(^^♪
コット選びの参考になれば幸いです。
最後に
いかがだったでしょうか?(^^♪
WAQの2WAYコットを徹底的に解説し、ご紹介しました!
率直な感想ですが、「この価格帯でこの品質のコットなら全然アリ!」だと思いました。
理由は、上記で述べた通り、全ての項目が高水準な作りになっているからです。
「さすがベストセラーになっているコット。機能は高級品に劣らず十分。」
そのような結論に至ります。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
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