どうもkazuでーす(^^♪
今回は真冬の撮影の時のカメラの防寒対策として、頭から被る「フードウォーマー」を改造し、オリジナルの「カメラウォーマー」を自作してみましたのでご紹介したいと思います。
また、氷点下時の撮影で起きるカメラの悪影響についても、補足として説明させて頂いております。
kazu特製!カメラウォーマーの作り方!
真冬の撮影の時は、三脚を立てて風景や星空、タイムラプス(微速度撮影)を撮る機会が多くあります。
kazuが住んでいる北海道の道北エリアは、厳冬期では常に「-20℃を超える」ことが多く、カメラ本体の防寒対策が必要な場面が多々あります。
さらに、雪の降雪量も多く、カメラ本体に雪が付着すると、雪が溶けて本体が濡れてしまうこともあり、結果的に長時間の撮影を終えると、カメラが凍り付いてしまうなんてことも。
氷点下時の撮影で起きるカメラの悪影響とは?
雪国にお住まいの方は、一度くらい経験したことがあると思いますが、寒い氷点下の中ではバッテリーの持ちが悪くなります。これには原因が二つ考えられています。
さらに、本体やレンズの本体温度が冷えすぎると、急激な温度変化により「結露」が生じやすくなり、結果的にレンズやセンサー部の「カビ」の原因になることがあります。
バッテリーの持ちが悪くなる原因
まず、バッテリーの持ちが悪くなる原因ですが、
一つ目は、リチウムイオン電池の特性として、低温環境ではバッテリーの電圧が小さくなりバッテリーの容量が減ってしまい、さらに、低温によってイオン物質の動きが鈍くなり、結果的に機器のパフォーマンスが落ちてしまう。
二つ目は、低温によって機器の保護回路が働いてしまい、電力の供給を抑えてしまうため、バッテリーの持ちが悪くなり、結果的にバッテリーの劣化にも繋がってしまう
このようにカメラ本体を冷やすことによって、バッテリーの持ちが悪くなったり、バッテリー自体の劣化に繋がってしまうのです。カメラを冷やすことは良くないことが分かります。
カメラの天敵!「結露によるカビ」
さらに、カメラが冷え込み、暖かい場所へ持ち出すと高確率で結露が生じます。結露の原理は、急激な温度変化による空気中の水蒸気の凝結です。
家の窓の内側が水滴で濡れてしまう現象に例えると、分かりやすいと思います。それがレンズの内側で起きたとすると。。。想像しただけで悲しくなりますよね。
原因が急激の温度変化ですので、-20℃と-10℃で冷やされたカメラとでは、どちらの方が「結露の量」が多いかは想像できると思います。
防寒をすることで、限りなくカメラ本体の冷え込みを防ぎ、最小限の結露防止にも繋げていく必要があると考えます。
Amazonで見つけた格安フードウォーマーを改造します!
フードウォーマーですが、呼び方は色々あります「ネックウォーマー」だったり「ネックカバー」、「ヘッドウェア」などなど。
その中で加工がしやすい「フリース素材」のフードウォーマーをAmazonで見つけたので、これを改造していこうと思います。
自宅に届いたので開封してみました
さっそく自宅に届きましたので、開封してみようと思います。まず驚いたのが「真空パック」で厳重に梱包されていました(笑)。
格安だったので作りこみはあまり良くないかなー。っと思っていましたが、想像していたよりしっかりと作りこまれていました。また、フリース素材がとても手触りが気持ち良いです。カメラにも優しそうで良いですね(^^♪
作り方は、すごく簡単です!
作り方ですが、すごく簡単です。
いかがでしょうか?すごく簡単に「カメラウォーマー」が完成しましたよ(^^♪。
さっそくカメラに取り付けてみました
さっそく作ったカメラウォーマーをカメラに取り付けてみましたよ。
最後に
実際に長時間撮影した際に、このカメラウォーマーを使用してきました。
雪の多い日で、長時間の動画撮影を行った時に使用してみました。フリース素材のカメラウォーマーには雪が多く付着しており、防寒としての機能を担っていました(^^♪
バッテリーの消耗については、氷点下が-2℃程度でしたので、バッテリーの減りを抑えている感覚は分かりませんでしたが、カメラ本体の冷え込みは防止できていました。もう少し寒い日だと効果がありそうですね。
手ごろなお値段で購入できる「ネックウォーマー」ですが、ひと手間(切るだけ)加えるだけで、「カメラウォーマー」に作り変えることができました。ぜひ、冬の撮影のお供にお試しあれ。
ちなみにこの「ネックウォーマー」ですが、二個入りだったのでもう一つは自分に使っています(笑)。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
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