どうもKAZUです(^^♪
KAZUが使っている鉈(なた)ですが、ソロキャンプの時は、この鉈を使用して「薪割り」を行っています。しかし、かなり年季が入っています。
友人から譲って頂いた鉈なんですけど、鋼材の部分には経年の錆もあるし、柄(つか)の汚れも目立ってきています。
「男らしくリメイクできないかなー。」っと思っていたところ!
最近、鹿の角を頂いたので、「鹿の角を活用して鉈の柄を交換」していきたいと思います!
もちろん自分でなんかできないので、「あるお方にお願いして」制作してきましたよ(笑)

鹿の角で鉈の柄を作ってみました!
カメラ&キャンプの師匠でもあり「伝説のキャンパー」
今回、制作にあたって、KAZUは全面アシスタントという役割(カメラ係)で作業を見守らさせて頂きました(笑)
実際に、作業を行うのは、KAZUのカメラ&キャンプの師匠でもあり、「伝説のキャンパー」とKAZUが勝手に呼んでいる方です。言いなればKAZUの師匠です(笑)
師匠の経歴ですが、昔は、北海道の各地のキャンプ場を自転車などで渡り歩いた方で、ナイフなんかも自分で作れてしまう「スーパー器用な人」です。
さらに、師匠は「JKG(ジャパンナイフギルド)」という団体の会員であり、日々ナイフ類の使用法に関する正しい知識の普及を行っています。
そんな方と柄の交換作業を行いました。
ちなみにKAZUが愛用しているColemanの「200A」も、師匠から譲り受けた物になります。
師匠、いつもありがとーーー!
作業の流れについて
作業の流れですが、
①古い柄のかしめピン取り柄を外す
②外した鋼材を目視で確認し磨く
③自分のグリップに合う鹿の角を決める
④鹿の角をカットして、差し柄が行えるように加工する
⑤鋼材(鉈)を柄に取り付ける
⑥柄に新たらしいかしめピンを取り付ける
この順番で作業を行いました(^^♪
師匠の手際も素早く、見ているだけで楽しかったですよ(笑)
①古い柄のかしめピン取り柄を外す
まず、古い鉈の柄を取り外します。
鉈は木材の中に埋め込まれている状態ですので、この埋め込まれている鋼材(中子と言う)を抜く必要があります。
抜く為には、柄と中子を固定している「かしめピン」を取り出す必要があります。







②外した鋼材を目視で確認し磨く
使い込んだ包丁や鉈だと、中子が腐食していることもあるので、まず中子が利用できるのか目視で確認し、表面の錆や汚れなどを磨いていきます。


③自分のグリップに合う鹿の角を決める
自分の握り(グリップ)に合う鹿の角を決めるのですが、あまり太くない方が良いとされています。
少し細い方が、連続で薪割りを行っていても疲れないそうです(^^♪


握る所は細く、手首に下がるにつれて太くなっていく形状にしました。
理由としては、後ろの太い部分を持つことにより、遠心力で叩き付けられると考えたからです(笑)
④鹿の角をカットして、差し柄が行えるように加工する
丁度良い長さに鹿の角をカットし、差し柄をが行えるように加工していきます。








⑤鋼材(鉈)を柄に取り付ける
中子を差し込み、外しヤスリの調整という作業を何度も繰り返していき、鋼材を柄に取り付けていきます。



⑥柄に新たらしいかしめピンを取り付ける
中子がピッタリ柄に入ったら、次は柄と中子を新しいかしめピンで固定していきます。
柄の側面から真っ直ぐ中子を貫通させるようにドリルで6㎜程度の穴を開けます。





完成したKAZUオリジナルの鉈!





自分の手に合う鹿の角を選んだことにより、使いやすい鉈になりました。
柄が後方に行くにつれて太く曲がっていきます。
とても、オリジナル感が出ていて良いと感じました(^^♪

もう一つアクセントを!
完成した鉈の柄にパラコードを巻いていきたいと思います。
ループを取り付けることにより、どこでも引っ掛けることができるので利便性が増します(^^♪







最後に
いかがだったでしょうか?(^^♪
さすが師匠!という感じでした!
終始、カメラを撮っているだけでしたが、最後まで作業を見守ることができましたよ(笑)
完成した鉈の使い勝手ですが、自分のグリップに合うのでとても使いやすいです(^^♪
自分専用の「オリジナルの道具」が手に入ると、わくわくするし、キャンプをしていても楽しい気持ちになりますよね(^^♪
しかも、鹿は泳ぎが得意な動物と呼ばれており、鹿の角でできた道具には「水難除け」の効果があるとのことです!すごいね鹿!
師匠には本当にお世話になるばかりで、、、ありがとうございました!

最後まで読んで下さってありがとうございます(^^♪
※柄の交換、オリジナルナイフ製作など受注可能とのことですので、何かありましたらご連絡ください。
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