#02 初ドローン!DJI Mini 2!を手に入れました!「DJI MINI 2の仕様を深く知ろう!」

ドローン

 どうもkazuでーす(^^♪

 前回の記事では「ドローンを飛ばす為の法律や規則について」をご紹介させて頂きました。

#01 初ドローン!DJI Mini 2!を手に入れました!「ドローン関係の法律を知ろう!」

 やっと今回!「DJI MINI 2」のご紹介ができるので、とても嬉しいです。

 前回記事の法律や規則も頭の片隅に置きながら、MINI 2を深く知って頂ければ幸いです。

DJI MINI 2

 前記事でも紹介しましたが、この動画を見るだけで「MINI 2」がどんなドローンなのかが分かります(笑)。1分くらいの動画なのでぜひ見てください!

DJI MINI 2 (公式紹介映像)

 「ワクワクする世界へ飛び出そう。」というフレーズ。最高です(笑)。

MINI 2のスペック

 公式サイトに詳細なスペック表がありますが、購入する決め手になったポイント抜粋して掲載させて頂いております。

 特に決め手になったポイントについては、分かりやすいように「太字」にし説明しています。

基本性能

メーカーDJI
離陸重量199 g
サイズ折りたたんだ状態:138×81×57 mm (L×W×H)
展開時:159×202×55 mm (L×W×H)
展開時(プロペラあり):245×289×55 mm (L×W×H)
対角寸法213 mm
最大速度(海抜に近接、無風16 m/s(Sモード)
10 m/s(Nモード)
6 m/s(Cモード)
運用限界高度(海抜)3000 m
(プロペラガード装着で離陸時は1500 m)
最大飛行時間18分(無風で4.6 m/sの速度で飛行時に測定)
最大風圧抵抗8.5-10.5 m/s(スケール 5)
動作環境温度0℃~ 40℃
離陸重量

 まず重量が「199g」となっております。200gを切るドローンはトイドローンというカテゴリーに入りますので、MINI 2=トイドローンなんですね。しかし、この記事では統一させるために「ドローン」と明記させて頂きます。

 前回記事でも触れた「航空法」ですが、200gを切るドローンに関して言えば適用外になります。

 しかし、「空港周辺の上空の空域」と「150m以上の高さの空域」に許可なしに入ってしまうと「航空法」の適用となり罰せられる可能性があります。

Amazonより画像を引用 DJI MINI 2
サイズ、対角寸法

 折りたたんだ状態で「138×81×57 mm」 とかなり小さいですね。羽を広げても対角寸法は「213㎜」とかなり小型ですよね。

Amazonより画像を引用
最大速度

 ドローンの速度って、感覚を掴めないと思うんですよね。調べてみると参考になる動画がありましたのでご紹介します。


Impress Watchより動画を引用

 こんな感じで3つのモード(S,N,C)を切り替えることにより、スピードの強弱を意識した動画を撮ることができます。

利用限界高度

 限界高度については「3000m」となっていますが、航空法の縛りもあり「150m」しか飛ばすことはできません。※許可があれば飛ばせますが多分飛ばしません(笑)。

最大飛行時間

 最大飛行時間は「18分」となっています。行きで9分、帰りで9分と考えると「1㎞~2㎞までの撮影」が安全ですね。

最大風圧抵抗

 kazuが気になったのが「最大風圧抵抗」です。8.5-10.5 m/s(スケール 5)って説明されてるけど、どんな風のことを指してるの?(笑)

 色々と調べて見るとスケール5で「葉が付いている木が揺れ始め、池や沼の波がしらが立つ程度の風」となっていました。意外に強い風の中でも、微動だにせず撮影が行えるのですね。MINI 2 小さいのにすごい!

ジンバル(揺れ補正)

機械的可動範囲チルト:-110° ~ 35°
ロール:-35° ~ 35°
パン:-20° ~ 20°
安定化機能3軸(チルト、ロール、パン)
ジンバルとは?

 ジンバルとは「1つの軸を中心として物体を回転させる回転台」という仕組みのことを指します。

 このジンバルがカメラの土台に組み込まれると、撮影時の振れが抑えられ、スムーズな動画を撮影することができるわけです。

Wikipedia「ジンバル」より画像を引用
機械的可動範囲、安定化機能

 MINI 2のジンバルにはチルト(上下)、ロール(回転)、パン(左右)の3軸の補正がかかるようになっており、非常に滑らかな振れの少ない動画を撮影することができます。

 

検知システム(障害物検知など)

下方ホバリング範囲:0.5 ~ 10 m
動作環境反射のない識別可能な地面
拡散反射率(> 20%、セメント舗装の表面など)
十分な明るさのある状態(ルクス > 15、室内の蛍光灯など、通常の露光レベルの環境に相当)
下方のみ有効

 MINI 2の検知は、「下方のみ有効」です。DJIの上位機種のドローンになってくると、下方の他に、左右や前方にも障害物検知システムが取り付けられています。

 MINI 2を飛行させる際は、周りに障害物が無いかの確認を必ず行う必要があります。

カメラ性能

センサー1/2.3インチCMOS
有効画素数:12 MP
レンズFOV:83°
35 mm判換算:24 mm
絞り:F2.8
フォーカス範囲:1 m〜∞
ISO動画:
100~3200 (オート)
100~3200 (マニュアル)
写真:
100~3200 (オート)
100~3200 (マニュアル)
シャッター速度電子シャッター:4-1/8000秒
最大静止画サイズ4:3:4000×3000
16:9:4000×2250
静止画モードシングル撮影
インターバル撮影:JPEG: 2/3/5/7/10/15/20/30/60 s
JPEG+RAW: 5/7/10/15/20/30/60 s
オート露出ブラケット (AEB):2/3EVステップでの3ブラケットフレーム
パノラマ:スフィア、180°、広角
動画解像度4K: 3840×2160 @ 24/25/30fps
2.7K: 2720×1530 @ 24/25/30fps
FHD: 1920×1080 @ 24/25/30/48/50/60fps
最大動画ビットレート100 Mbps
ズーム範囲4K:2倍
2.7K:3倍
FHD:4倍
クイックショットモードドローニー、
ヘリックス、
ロケット、
サークル、
ブーメラン
写真フォーマットJPEG/DNG(RAW)
動画フォーマットMP4(H.264/MPEG-4 AVC)
センサー

 センサーについてですが、1/2.3インチCMOSのセンサーサイズが内蔵されたカメラになります。デジタルカメラやスマートフォンに内蔵されているカメラのセンサーサイズと同等になります。

 被写界深度(遠くを鮮明に写す長さ)が深いので、遠くの風景を鮮明に映し出すことができます。しかし、被写界深度が深いということは、手前のボケ感を出しにくいことにも繋がり、手前にボケを出して撮影する静止画撮影は難しいと言えます。

レンズ

 35㎜換算で「24㎜」も有りますので、「広角レンズ」と言えます。これなら上空から綺麗な風景を撮ることができますね。

一眼レフの教科書HPより画像を引用

 さらにレンズの明るさ(F値)もF2.8と「明るいレンズ」に該当しますので、多少は暗くても明るく撮ることができます。

ISO

 カメラが作り出す光の加減を「ISO(いそ)」と呼び、MINI 2はISO感度の数値幅が「100~3200に対応」しています。ISOの数値を上げすぎると暗い所でも明るく映し出すことができますが、「ザラザラした映像(ノイズ)」になってしまう特徴があります。

 そして、カメラが暗いと感じた時に「明るくしてくれる自動の働き」「オート」になります。

 例えば、少し暗めの夕暮れを撮りたい時など、オートにしているとカメラが暗さを感知してISO数値を勝手に上げ、「夕暮れなのに明るく撮ってしまう」ことがあります。

 こういった場合は「オート」から「マニュアル」にし、ISO数値を低くすることで、雰囲気のある暗めの夕暮れを撮ることができるのです。

 MINI 2のISO感度の設定幅については、前上位機種と同じになっているので、小型ながら明暗時の撮影にも強いドローンと言えます。

最大静止画サイズ、写真フォーマット

 写真撮りに良く使う画角の「4:3」や、YouTube動画の画角に適した「16:9」にも対応しています。kazuの用途ですと、基本的に空からの写真撮りは「4:3」動画なら「16:9」になります。

 4:3の画像サイズ「4000×3000」ですが、これは「A3以下までプリントができる画像サイズ」となり、俗に「1200万画素」と言われたりもします。

 kazuは、A3サイズの写真をプリントして額に入れることが多いので、この画像サイズで写真を撮れるのは素晴らしいです。ちなみに最新のiPhoneも同じ「1200万画素」です。

 そして嬉しいのが「RAW」で撮影ができることです!

 RAWとは「画像の生データー」で、編集をする時にJPEGより、加工がしやすいという特徴があります。

 kazuは、写真編集ソフトの「Lightroom」を使用しているので、高画質のまま現像を行うことができます。

静止画モード

 シングル、インターバル、ブラケットと基本的な撮影モードが選べる他に、パノラマ撮影が可能になっています。スフィア、180℃、広角から選ぶことができます。

  • スフィア:26枚の写真を自動で合成し、球体画像を制作(所要時間は1分程度)。
  • 180°:7枚の写真を分割し一枚にまとめ 、目前の広い景色を制作(所要時間は20程度)。
  • 広角:9枚の写真から3×3のマス画像を制作(所要時間は20秒程度)。
動画解像度、最大動画ビットレート、ズーム範囲

 静止画の説明ばかりでしたが、MINI 2の最大の特徴は「4K 30fps」を撮影できることです。

 ただ、kazuはフルHDで動画を編集する場面が多いです。MINI 2では、フルHDのフレームレートを「60fps」で撮影することができるので、編集時のシーケンスが合わせやすい特徴もあります。

 ちなみにフレームレートとは一秒間のコマの数です。一秒間で4K画質を30枚見るか、または一秒間でフルHD画質を60枚見るかの違いです。コマ落ちせず滑らかに見えるのは「60fps」に軍配が上がります。

 宝の持ち腐れ的なところもありますが、高スペックパソコン(動画編集用)を手に入れたあかつきには「4K動画の編集」も行ってみたいですね。

 また、ビットレートも100Mbps(データの転送速度)まで対応しているので、編集時の書き出しに生じる劣化を最小限に抑え込み、高ビットレートで書き出すことができます。

 高いビットレートが良いのかは、一長一短なところもありますが、高ビットレートで撮れるのは後々の編集を考えても嬉しいですね。

 また、ズーム機能もあり、4Kなら「2倍」、2.7Kなら「3倍」、フルHDなら「4倍」まで被写体に寄ることができます。遠くの被写体にズームを当てられるのは良い機能ですよね。

クイックショットモード

 そして、kazuがDJIのドローンを購入する決め手となったのが、この「クイックショット」です。

 ドローニー、ヘリックス、ロケット、サークル、ブーメランと、これだけでプロ並みの空撮を行うことができるのです。

 しかも、操作も簡単なのでかなり面白いです。

ドローニー

ターゲットを中心に、斜めに上昇しながら撮影。

DJI JAPAN SUPPORTより動画を引用

ヘリックス

ターゲットを中心に、円を指定された距離まで離れていきながら撮影。

DJI JAPAN SUPPORTより動画を引用

ロケット

ターゲットを見下ろすように設定高度まで上昇しての撮影。

DJI JAPAN SUPPORTより動画を引用

サークル

ターゲットを中心にドローンが周りながら撮影。

DJI JAPAN SUPPORTより動画を引用

ブーメラン

ターゲットを中心に斜めに上昇しつつ半円を描き、残りの半円は高度と距離を戻していきながら撮影。

DJI JAPAN SUPPORTより動画を引用

 注意する点もあり、クイックショット中は後方などの障害物と距離を空ける必要があります。木々など他の障害物が密接する場所でのクイックショットは不向きと言えます。

送信機&動画転送

信号伝送範囲強い干渉(都市部の景観、限られた視界、競合する信号が多い):約 3 km
中程度の干渉(郊外の景観、開けた視界、競合する信号が少しある):約 6 km
弱い干渉(開放的な景観、完全に開けた視界、競合する信号が少ない):約 10 km
動作環境温度-10℃ ~ 40℃
バッテリー容量5200 mAh
対応USBポートタイプLightning
Micro USB (Type-B)
USB-C

 送信機側の説明になりますが、MINI 2のコントローラーは前機種(Mavic Mini)のコントローラーから進化した物になります。

DrosatsuHPより画像を引用

 モニター(スマホ)が上部に来る設定になっており、見やすくなったのが特徴。

バッテリー容量

 バッテリー容量も「5200 mAh」と高くなっており、連続240時間の動作が可能となっています。

フライトバッテリー(本体)

バッテリー容量1065 mAh
充電温度範囲5℃ ~ 40℃
バッテリー容量

 続いては、MINI 2本体の方のバッテリー容量についてですが、1065 mAhと前機種(Mavic Mini)より、若干少なくなった傾向にあります。しかし、この重量で「18分」も飛行できるのであれば十分ですよね。

  「Fly More コンボ(フルパッケージ)」というセットでMINI 2を購入すれば、最初から「バッテリーが3本付属」されてきます。

 例えば、一回の飛行でバッテリーが切れて、二本目を使用。その間に外したバッテリーを充電をしておき、三本目へ。三本目を使い終わる頃には、最初に使っていたバッテリーも90%程度充電されています。

 充電が行える環境であれば、連続した飛行が可能となっています。

対応SDカード

対応SDカードUHS-I スピードクラス3以上が必要。
microSDカードに対応
対応容量16GB~256GB
対応SDカード

 対応SDカードについては、動画を撮る前提なので転送速度が速いものを選ぶ必要があります。

 micro-SDカードの選び方ですがスピードクラスと呼ばれる「class10」と「U3」を選ぶと間違いないでしょう。

 それより転送速度が落ちる「class4」とかでは動画データの転送速度が足りず、撮影できない可能性があります。

最後に

 いかがだったでしょう?今回はMINI 2の事を深く知れたのでは無いでしょうか?

 特に「クイックショット」の撮影は、ど素人のドローン使いのkazuでも上手に撮れるのだから最高ですよね。

 最近、YouTubeを始めたばかりですので、MINI 2で撮った動画を編集していきたいですね。MINI 2とは長い付き合いになりそうです。

 2020年の最後を締めくくった比較的新しいドローンですので、ぜひご興味のある方は手にしてみるのも良いかも知れませんね。

 次回は第三段になります。「MINI 2の開封をして初フライトをしてみました!」を予定しておりますので、ぜひご参考になさってみて下さい(^^♪

#03 初ドローン!DJI Mini 2!を手に入れました!「MINI 2の開封をして初フライトをしてみました!」

 長い記事でしたが、最後まで読んで下さってありがとうございます。





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