オリジナルナイフを手作りしよう!「鋼材の形取りとヒルト製作」【NO.01】
どうもKAZUでーす(^^♪
いきなりですが、キャンプをしている内にオリジナルナイフを作ってみたくなりました!!(笑)
以前、鉈の柄をカスタマイズした際にお世話になった師匠にお願いして、「オリジナルナイフを製作」していきたいと思います!!!!
今回は、師匠に手解きを頂きながら初心者が鋼材を削ったりするので、かなり時間を要する作業になります。
数回に分けてオリジナルナイフの製作過程をご紹介していきたいと思います(^^♪
果たして完成するのだろうかー(+_+)

この記事では、ジャパンナイフギルド会員の方(師匠)にご指導を頂き、オリジナルナイフ作りの様子をご紹介しております。
使用しているナイフは1本だけだった(笑)
今、KAZUが所有しているナイフは、扱いやすい「モーラナイフ」になります。
実際にキャンプでモーラナイフを何度も使っているのですが、「バトニング」や「調理」など、使用用途に構わずモーラナイフを使い続けている状況です(笑)
うーん、せめて調理用とバトニング用、軽作業用など、ナイフを使い分けていかないとダメかも。。。
バトニング専用のナイフが欲しい!
やはり、フェザースティックや木材の加工を行う時にモーラナイフを使うと、切り込みの加減が難しく感じることもあり、バトニング専用のナイフが欲しいと感じました!!!
師匠に相談したところ、鋼材から作ることを勧められ、ナイフ作りの製作を行う運びになりました(笑)
まさか自分で「本格的なナイフ」を作ることになるとは。。。
オリジナルナイフの製作工程
オリジナルナイフの製作工程ですが、初心者目線でざっくりと紹介すると、
①鋼材からナイフの形を作る
②ナイフに必要なパーツを作る
③ナイフの刃をヤスリで削りだす
④ナイフを焼き入れする
⑤自作ナイフにヒルトやハンドルを付ける
⑥自作ナイフに刃を付ける
⑦鞘(さや)を作る
といった感じで製作が進んでいきます。
今回の記事では、「①鋼材からナイフの形を作る」と「②のナイフに必要なパーツを作る」をご紹介していきたいと思います。
①鋼材からナイフの形を作る
どんなナイフを作りたいのか?
鋼材からナイフの形を作る前に、「どんなナイフを作りたいのか?」
じっくり腰を据えて師匠と話し合いました(笑)
とりあえず下書き。


このナイフの特徴ですが、刃先(先端)をノミの形状にし、木材の加工を行いやすいようにしています。
さらに、地面に突き刺せる形状にすることで、根を採る山菜採りにも使えると考えました。
また、バトニング専用なので刃の厚さは「4mm」にし、逆刃の部分にノコギリ形状の凹凸をつけることで、ファイヤースターターを削って火花を飛ばせるようにしたいと思っています。
「一本で色々使える多機能ナイフ」
果たしてうまく行くのだろうか(笑)
鋼材の材質と削り加工

今回使用する鋼材の種類ですが、「V金10号」というステンレス素材の中でも「最高峰の鋼材」を使うことにしました。
包丁業界では有名な鋼材で、錆びにくく切れ味が落ちにくい特徴があります。




②ナイフに必要なパーツを作る
ナイフには、「ヒルト」と「ハンドル」と呼ばれるパーツがあります。
主にヒルトは、手を滑らせて指を切ったりしない為に、「ナイフの”ブレードとハンドルの間に取り付けられた金属”」のことを指します。
ヒルトを一から製作していく




ナイフのハンドル製作
ハンドル製作ですが、見た目と握り心地を重視し、材質は「鹿の角」で作っていきます。






最後に
いかがだったでしょうか?
オリジナルナイフの製作ですが、想像していたより「とても大変な作業です(笑)」
基本的に師匠と休みが合う日を調整しながら、ナイフを製作できる工房をお借りしているので、まだまだ時間が掛かりそうです。
今回の製作工程を振り返ってみると、①と②を終えることができました。
①鋼材からナイフの形を作る②ナイフに必要なパーツを作る
③ナイフの刃をヤスリで削りだす
④ナイフを焼き入れする
⑤自作ナイフにヒルトやハンドルを付ける
⑥自作ナイフに刃を付ける
⑦鞘(さや)を作る
次回は、「③ナイフの刃をヤスリで削りだす」作業からご紹介していきたいと思います。
オリジナルナイフの完成が待ち遠しいです(^^♪
最後まで読んで下さってありがとうございます。
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