【No.15】バイクの整備に使える⁉ジャッキで簡易的なプレス機を製作‼材料は単管とクランプ、パンタジャッキのみ!

ガレージDIY

ジャッキで簡易的なプレス機を製作して見ました!

 どうもKAZUです(^^♪

 今回は、バイク整備で使える「簡易的なプレス機」を製作していきたいと思います!

 近々、バイクのフロントフォークのOH(オーバーホール)を予定しているので、その整備の際に、このプレス機を使用していきたいと思います。

今回製作した簡易的なプレス機

油圧プレス機が欲しかったけど。

 本当は、高圧力を加えることができる「油圧プレス機」が欲しかったのですが、高価なので買うことができません(笑)

 基本的にKAZUは貧乏なので。。。(笑)(=_=)



 プレス機を使う目的がフロントフォークのオーバーホールなので、ジャッキ(1t)程度の圧力が加えられたら良いと感じています(^^)/

材料は「単管」と「クランプ」、「パンタジャッキ」

 さっそくプレス機を製作していきます。

 材料は「単管」と「直交型クランプ」、「パンタジャッキ(パンタグラフジャッキ)」になります。

1m以上の単管とクランプ、ジャッキ

 単管ですが、工事現場の足場に使うあれです(笑)。

 そして、クランプの種類ですが自在式では無くて「直交型」のクランプを使用します。ジャッキについては、車などに備えられているジャッキ(パンタジャッキ)になります。




まずは回転部に17mmのボルトを溶接します

 まず、ジャッキの回転部(回すとジャッキが上がる動作部)に17mmのボルトを溶接します。なぜ17mmかと言うと、今回使用するクランプのボルトも17mmだからです。

 プレス機を操作する時に、インパクトを使用するのですが、17mmソケット一つあれば「高さやプレス機の上がり下がりを操作できる」ようになります。

回転部に17mmのボルトを溶接していきます。
ディスクグラインダーで削ります。
隙間が空きました。ここにネジを溶接します
ボルトを少し短くします
こちらもディスクグラインダーでカット。
ボルトが短くなりました。
このように仮で固定します。

 回転部の穴は”あえて残して”溶接していきます。

 理由ですが、車載用のジャッキとしても利用できるようにします。

溶接は「YOTUKA 半自動溶接機 YS-MIG100」を使用

 KAZUが愛用しているYOTUKA 半自動溶接機 YS-MIG100。

 家庭用電源(100V)で使用できる溶接機で、初心者の方にもおすすめできる溶接機になります。

 自作工具を作る際に重宝する一台になっています(^^)/

YOTUKA 半自動溶接機 YS-MIG100


溶接機の詳細はこちらから。
ボルトを溶接していきます
設定は30(低設定)で溶接。
ばっちり溶接することができました(^^)/

 これで回転部をインパクトで操作できるようになりました。

プレス機の動作を確認

 完成したプレス機の動作を確認して見ます。

17mmソケットを装着したインパクトで操作します
ジャッキが上がります

プレス機の使い方について

 実際にプレス機を使うには単管を万力(バイス)に固定し、クランプとジャッキを逆さまに固定する必要があります。

単管を万力に固定。クランプとジャッキを逆さまに固定。
インパクトを回すと。
上からプレスする。

 圧力を加えるというより、「少し上から押しこむ」と言った表現の方がしっくりくるかも知れませんね(笑)

実際にバイク整備で使って見ることに

 実際にこのプレス機を使用してバイク整備を行って見ることにしました。

 バイクのフロントフォークをオーバーホールするのに、圧力をかける作業工程があるので、その場面でプレス機を使って見ることにしました(^^)/

ダストシールの劣化もあってオーバーホールすることに
綺麗に洗浄して組み立てていきます。
プレス機の先端にネジを取り付けます
圧を加えながらピンを差し込みます(手動だととても大変な作業になります)。
簡単にピンを差し込むことができました
このプレス機が使えることが実証されました(笑)
あらたにフォークブーツを取り付けて
フロントフォークを取り付けた愛車のPS250
フロントフォークのオーバーホール作業に大活躍でした

YouTubeでプレス機の製作を公開中!

 今回、製作した簡易的なプレス機の製作の様子をYouTubeで公開中(^^)/

 実際にプレス機を使用した整備動画になります。

 高評価とチャンネル登録を宜しくお願いします。

最後に

 いかがだったでしょうか?(^^)/

 本格的な油圧プレス機まではいらないけど、「何か上から押しこむ装置が欲しい」と感じたら、こういった簡易的なプレス機を製作して見るのも良いかも知れません。

 材料も比較的入手しやすい為、ボルト溶接を行わなくても、プレス機に固定して使う分には事足ります。ただ手動で回すのは大変かも知れませんが。

 課題としては、作業に応じて先端に取り付けられるソケットの脱着ができるような仕組みを考えていくことと、若干角度が曲がってしまうこともあるので、まっすぐ下に圧がかけられるように角度調整も少し必要になってくるのかな。と、感じました。

 最後まで読んで下さってありがとうございます(^^)/






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