最高のソロテント!初めての登山泊に!MSR「ハバNX」を使用してみました!似ているエリクサー1との比較も!

登山

 どうもKAZUです(^^♪

 やっと決まりました!(笑)

 何がって?

 「登山泊とツーリングに使用する軽量ソロテント」です!

 今まで、沢山のソロテントを使ってきましたが、このMSRの「ハバNX」で落ち着こうと思います(笑)

 そんな、登山泊&ツーリングに使用したMSRのハバNXをご紹介していきたいと思います!

 この記事では、MSRの「エリクサー1」と「ハバNX」の比較、実際に登山泊でハバNXを使用してみた感想をご紹介しております。

山岳用のソロテント MSR「ハバNX」

求めているテントは「軽量で頑丈なテント」

 登山泊やバイクツーリングで必要とされているのが「軽量で頑丈なテント」です。

 KAZUは、「MSRのエリクサー1(グリーン)」や、「BUNDOKのソロティピー1TC」「GEERTOP(ギアトップ)のソロテント」などのソロキャンプ用のテントを使ってきました。

 一つひとつのテントに良い特徴があって最高のテント達だと思っています。

BUNDOKのソロティピー1TC
GEERTOP(ギアトップ)のソロテント
MSRのエントリーモデル「エリクサー1」

 しかし、「登山泊」という限定したもので考えると、エリクサー1は、フライが厚く耐水性にも優れたテントですが、総重量は「2.1Kg」と、山岳用に考えると「少し重たいテント」ですし、ソロティピー1TCは、TC素材で居住性が高くて良いソロテントですが、総重量が「4.8Kg」と、車移動によるキャンプしか使えません。

 また、GEERTOPのソロテントの重量は「1Kg」を切りますが、生地素材の薄さから悪天候時の耐水性に不安がありました。

全てを解決したのがMSRの「ハバNX」というソロテント

 MSRシリーズの中で、軽量な山岳用テントとして販売されているのが「ハバシリーズ」になります。

 テントの形状や構造などは、エリクサー1に似ています。

 しかし、比較してみると「まったく別のテント」という事が分かりますので、詳しくご紹介したいと思います。

エリクサー1とハバNXの違い

 まず、エリクサー1とハバNXの比較ですが、

エリクサー1ハバNX
カラーグレー、グリーングレー、グリーン
定員11
ドアの数11
最小重量(フライ/本体/ポール)1780g1120g
総重量2160g1290g
フロア面積1.86m²1.67m²
前室面積1.11m²0.84m²
室内最大高100cm91cm
収納サイズ48×15cm46×15cm
自立
付属品フレーム一式、テント本体、レインフライ、ステイク、MSR® フットプリントフレーム一式、テント本体、レインフライ、ステイク
ガイコードポイント44
フライ材質・68D ポリエステルリップストップ
・耐水圧1,500mm ポリウレタン&DWR コーティング
・20Dリップストップナイロン
・耐水圧1,200mm エクストリームシールドポリウレタン&シリコンコーティング
※グリーンはデュラシールド防水コーティング
ポール材質7000 シリーズアルミイーストンサイクロン
キャノピー材質・40Dリップストップナイロン&DWR コーティング
・20D マイクロメッシュ
・20Dリップストップナイロン& DWRコーティング
・15D ナイロンマイクロメッシュ
フロア材質・70D ナイロンタフタ
・耐水圧3,000mmポリウレタン&DWRコーティング
・30Dリップストップナイロン
・耐水圧3,000mmエクストリームシールドポリウレタン&DWRコーティング

※グリーンはデュラシールド防水コーティング
生産国Made in VietnamMade in Taiwan
価格¥30,800(税込)¥58,300(税込)
エリクサー1とハバNXの比較

重量が違う

 エリクサー1の総重量は「2,160g」あり、ハバNXの総重量は「1,290g」と、

 エリクサー1に比べ、「870g」ハバNXのほうが”軽い”テントになります。

上がエリクサー1、下がハバNX

 登山では、1g、10g、100g、1Kgの差が後々響いてきますので、この重量差はかなり大きいと感じます。

 「生地を薄くしたり、機能面を削ることで軽量化を図っていくのが定石」と言われていますが、ハバNXは機能面を削ることなく、むしろエリクサー1より機能面を向上させていることが分かります。

 それは一体どんなところなのか、詳しく説明していきたいと思います。

フライ、フロア、キャノピーの材質の違い

 材質の違いですが、エリクサー1は合成繊維の「ポリウレタンやナイロン」をバランス良く使っており、耐久性と強度があります。

 しかし、ハバNXではポリウレタンより強度の高いナイロンを沢山取り入れているので、必然的にテント生地を薄くしても耐久性がエリクサー1と変わりません。

 さらに「エクストリームシールド」というコーティングが施されていることで、テント自体の「長寿命」を実現しています。

 実際に、エリクサー1(グリーン)とハバNXのフライシートの「繋ぎ目」の加工を見てみます。

ハバNXは、繋ぎ目にシームテープ加工はされておらず、生地が折り重なるように縫い合わされている

 ハバNXの良いところは、エクストリームシールドによりシームテープ加工を必要としていないので、テープの経年劣化による「べたつき」を抑えることができます。

 これは長年のMSRの欠点であった「加水分解によるべたつきを克服した」とも言えます。

 長期間に渡ってテントを使用するのであれば、エクストリームシールドの加工がされているハバNXを選ぶと良いと思われます。

 余談ですが、ハバNXのグリーンバージョンは「エクストリームシールド」はされておらず、シームテープ加工(デュラシールド防水コーティング)がされていますので、エクストリームシールドの恩恵を受けるのであれば、「グレー」一択となりますのでご注意を!

ポール素材の違い

 また、ポール素材について、エリクサー1では重量のあるアルミニウムを使っているのに対し、ハバNXのポール素材については、「複合素材」を使用しています。

 複合素材ですが、カーボンより軽く、アルミニウムのように強く仕上がっており、弾力性が極めて高く、強風などの力が加わるとその強さに合わせて曲がり、元の形に戻る特徴があります。

 こちらも実際に、エリクサー1のポールとハバNXのポールを比較してみたいと思います。

左がハバNXのサイクロンポール、右がエリクサー1のアルミニウムのポール
ポールを比べるとサイクロンポールの方が太くて軽いです
剛性も高くて強風時でも折れにくいポールになっています

 実際にポールを手にしましたが、エリクサー1のポールは重くてサイクロンポールと比べると一回り細いです。

 また、テントの「ガイコードポイント」についてですが、エリクサー1とハバNX共に「4つのガイコードで固定するテント」ですが、ポールの重なり合う部分に違いがあります。

 テント天井部位のポールですが、エリクサー1はポールをクロスさせて強度を保っていますが、ハバNXは一本のポールでインナーテントを設営する形になります。

 一見、エリクサー1の方が強度が高いと思われますが、サイクロンポールによる剛性と弾力性がありますので、ハバNXが性能的に劣るとは個人的には感じません。

サイクロンポールはかなり強度が高いポールと言える

付属品の違い(ペグ、フットプリントの互換性)

 また、付属品の違いについてもご紹介していきたいと思います。

 ペグについては、エリクサー1より軽量化が図られているペグになります。

左がハバNXのペグ、右がエリクサー1のペグ

 フットプリント(グランドシート)についてですが、エリクサー1にはフットプリントが付属されていますが、ハバNXにはフットプリントは付属されていません。

 現行のフットプリントで互換性があるものは「1パーソン」という規格になります。

 旧型のフットプリントには「グロメット」という金具が取り付けられていたのですが、現行のフットプリントでは廃止されており、使いにくいフットプリントとなっています。

左がグロメットが付いている旧型のフットプリント(灰色)、右が現行のフットプリント(赤)

 グロメットのメリットですが、フットプリントとフライシートのみでテントを自立させたり、雨天時にはタープのような使い方ができたり、インナーテントを濡らさずに設置するような使い方ができます。

 現在は、グロメットが廃止されできなくなりました。

グロメットがあればフットプリントとフライシートのみで自立させることができる
エリクサー1に付属していたフットプリントにはなぜかグロメットが付いていた
下の灰色のコードにグロメットが取り付けられている
もちろん互換性があるのでエリクサー1の付属フットプリントでもハバNXに使用することができる

 現行のフットプリントより、古いグロメット付きのフットプリントの方が、使い勝手は良いと個人的に感じます。

 エリクサー1には、なぜかグロメット付きのフットプリントが付属されていたので、ハバNXに使用していきたいと思います。

居住性の違い

 居住性の違いですが、フロア面積や前室など、エリクサー1に比べて、ハバNXは少しだけ小さくなっています。

 しかし、寝た時に長辺が2m16cm以上ありますので、横になっても足元に荷物をゆったり置けるスペースは確保されています。

 ソロキャンプであればどちらも「十分な広さ」が確保されていると考えます。

 メッシュの面積が多いハバNXは、エリクサー1より通気性があって涼しいと言えます。

 所々にポケットが備え付けられており、そのポケットには折り返しが付いているので、物が落ちにくい工夫がされているのも使い手のことを考えて作られていると感じました。

価格の違い

 続いて価格の違いですが、エリクサー1の価格は「30,800円(税込み)」に対して、ハバNXの価格は「58,300(税込み)」と高額になります。

 ハバNXは、上記で説明したMSRの技術を惜しみなく使用しているので、この価格設定は仕方がないと感じます。約800gの軽量化とエクストリームシールド、サイクロンポールなど。

 また、エリクサー1には、フットプリントが付属していますが、ハバNXにはフットプリントは付属していません。ハバNXのフットプリントは別で購入する必要があります。

実際に登山泊の時にハバNXを使用してみました

 つい先日、北海道大雪山系の黒岳石室まで出向く機会があったので、ハバNXを使用して登山泊を行ってきました。

 パッキングは、カメラ機材があるので18Kgになりましたが、何とか石室まで辿り着くことができましたよ(^^♪

黒岳石室にて一枚
山岳に合うテントですね
メッシュ面積が多いので結露が少なく、快適に過ごすことができました
夜には満天の星空が
8月の天の川を収めることができました
右の奥にある小さいテント群が野営地になります

最後に

 いかがだったでしょうか?(^^♪

 MSRのエリクサー1とハバNXを比較してみると、「まったく違うテント」ということが分かりました。

 それだけ「ハバNXの完成度は高い」と言えます。

 価格は高額なので、購入を踏み止まるのも事実です。

 しかし、エクストリームシールド加工により、MSRの欠点であった「加水分解によるべたつきを克服した」とも言えますので、長期に渡り使用していくのであれば「ハバNX」の購入をお勧めしたいですね。

 登山泊はもちろんですが、普段のソロキャンプやバイクのツーリングキャンプでも活躍しそうな気がします。

 最後まで読んで下さってありがとうございます(^^♪

YouTubeで、今回のキャンプの様子を公開中!

【4K】大雪山黒岳へ登山泊!テントはMSRのハバNX!天の川撮影から桂月岳のご来光も!【登山泊】【黒岳石室】

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