No.01 東ドイツ軍幕指南!!2枚ティピー+1枚タープ張りを大解説!!動画解説あり!!

テント・タープ・ポール・ペグ

東ドイツ軍幕指南!!2枚ティピー+1枚タープ張り方を大解説!!

 どうもKAZUです(^^♪

 前回、東ドイツ軍幕の初張りの様子を当ブログでご紹介しましたが、散々な結果になった経緯があります(笑)

 初張りは失敗するものです(笑)

東ドイツ軍幕2枚と3枚ティピー張りは何とか行えたが、4枚パップテントは失敗に終わった。。。(笑)

 そこで!!!

 今回は、「東ドイツ軍幕の2枚ティピーと3枚ティピー、4枚パップテントの張り方」を3回の記事に分け解説していきたいと思います!!!

 まずは、設営が一番簡単な「2枚ティピー+1枚タープ」の張り方をご紹介したいと思います。

 これであなたも、「東ドイツ軍幕MASTER」になれるはず(^^♪(笑)

 この記事では、東ドイツ軍幕を使って「2枚ティピー」と「3枚ティピー」、「4枚パップテント」の張り方をご紹介しています。※今回は2枚ティピー

 今回の解説ですが、画像や動画を駆使して「世界一分かりやすい東ドイツ軍幕の張り方」をご紹介できればと思っています(^^♪

東ドイツ軍幕を極める為に必要なこと

東ドイツ軍幕の特徴を確認!!(重要)

 東ドイツ軍幕の張り方を解説していく前に、基本的な特徴と名称を確認していきたいと思います。

 東ドイツ軍幕は、正方形(約175×175cm)の形をしており、重量は1枚あたり「約1.1Kg」となっています。

正方形(約175×175cm)で、重量は1枚あたり「約1.1Kg」

 角の4ヵ所に「ハトメ」が取り付けられており、変の真ん中には「ループ」が取り付けられています。

角にハトメが取り付けられている(計4ヵ所)
ハトメの内径は1.7cm
辺の真ん中には「ループ」が取り付けられている(計4ヵ所)

 さらに、幕同士を連結するには、「辺に取り付けられているボタン」を重ねるように接続する必要があります。

 ボタンは「1辺に6ヵ所」取り付けられています。

幕同士を連けるする為のボタン。1辺には計6ヵ所のボタンが取り付けられている

 以上、東ドイツ軍幕の特徴を知ることで、下記の解説がきっと分かりやすくなりますので、ぜひ覚えておいて下さい(^^♪

 ちなみにKAZUは、東ドイツ軍幕を4枚所有しています。

 4枚あれば、「ティピー型」にも「パップテント型」にもできるので応用が効きます。

 そこで、東ドイツ軍幕を極める為に必要な道具ですが、

・東ドイツ軍幕
・東ドイツ軍幕のポールとペグ
・軍幕のハトメ部に合うペグ
・ロープ(4mと2.5m)、フック
・タープクリップ、ボタンクリップ※今回は使用せず
・自在式のポール

 あたりの道具が必要になってきます。

東ドイツ軍幕のポールとペグについて

 セットで用意したいのが、東ドイツ軍が実際に使っていたポールとペグです。

 このポールは約40cmの棒を連結して使用していきます。

 2本連結で70cm、4本連結で140cmのポールになります。

 バックパックに入れておくこともできるので、1セットあると何かと便利な道具になります。

 ペグはアルミ製で少し貧弱ですが、十分活用することができます。



東ドイツ軍幕の張り方を解説!!

 では、さっそく東ドイツ軍幕を使った張り方をご紹介していきたいと思います。

 今回の張り方は「2枚ティピー」になります。

2枚ティピーの特徴

2枚ティピー

 2枚ティピーの特徴ですが、東ドイツ軍幕2枚とペグが7本、ポールが1本あればすぐに設営ができる特徴があります。

 2枚ティピーのメリットは「最軽量で設営が最速で行える」ことと、「一人分の寝床が確保できる」ことにあります。

 しかし、デメリットもあり、「幕をクローズできない」ので、常に開放されている状態になります。

 荷物を少なくしたい軍幕バックパッカーや、ミニマムなキャンパーにおすすめです。

2枚ティピーに必要なペグとポール

2枚ティピーの張り方を解説

 さっそく、一番簡単な2枚ティピーの張り方をご紹介していきたいと思います。

【2枚ティピーの張り方】
・軍幕を連結し2枚並べる。
・後ろとなる辺の3ヵ所にペグダウンする。※場所は中央ハトメ(重ね)、2ヶ所のループ
・ポールを4本連結する(約140cmあれば大丈夫)。
・前となる辺の「中央ハトメを重ねて」ポールを差し込み幕を自立させる。
・前となる辺の「左右ハトメ」にペグを打ち「仮止め」します。
・ポールが曲がっていたら真っ直ぐにします。
・前となる左右ループをペグダウンします。
・余っている幕を幕内に折り込みます。
・バランスを見ながら前の左右ハトメを本止めします※張り具合を確認しながら

【ポイント】
・並べた時の「辺をしっかりと揃える」
・バランスを見る時、辺が「 」のような形になるように意識する。

 画像と解説を加えながら2枚ティピーの張り方をご説明していきたいと思います。

軍幕を連結して2枚並べる
2枚連結して並べます
後方3ヵ所にペグダウン
後方の中央ハトメにペグダウン(1か所)

 この時、ドイツ軍幕のアルミペグでは「ハトメに打ち込むことができません」

 1.7cm径以下のペグでハトメをペグダウンする必要があります。

ポールを自立させる
前方に回り込みポールを自立させます

 ペグダウンした後方のテンションを活用して、ポールをやや手前に倒し自立させます。

前の両方のハトメを仮止め

 前方の両方のハトメをペグダウンすることで、ポールが自立します。

辺の形「〔 」を意識しながら左右のループにペグダウン
ループにペグダウン
余った幕を中に折り込みます
上から見ると、辺が「 」になっているのが分かる
バランスを整えて完成!
2枚ティピー完成

 座ると一人分。奥にはぎりぎり横になれるスペースがあります。

2枚ティピー+タープの構成

 さらに、もう一枚東ドイツ軍幕をタープ代わりに使用していきたいと思います。

 ちなみにKAZUは、この張り方が無骨で大好きです(笑)

 何と言っても「フォルムが格好良い」と感じます(^^♪

2枚ティピー、1枚をタープ代わりに使用

 クローズが行えない2枚ティピーとの相性は抜群で、暑い日の日よけにも使えたり、タープ直下で焚火をすることも可能です。

 そんなタープ設営ですが、設営には太くて頑丈なポールと、ロープが4本必要になります。

タープを追加する為に必要な道具

 自在ポールは、10cm感覚で長さを調整できる「Viaggio+(ヴィアッジオプラス)のタープポール」※下記記事参照

 自在ポールに使ったロープの長さは「4m」

 左右の固定に使ったロープは「2.5m」※フックをロープ先端に付けるとハトメに引っ掛けるだけなので楽です。

2枚ティピー+1枚タープ

 画像と解説を加えながら2枚ティピー+1枚タープの張り方をご説明していきたいと思います。

 自在ポールの長さは「170cm~180cm」あればOKです。

【タープの張り方】
・2枚ティピーの頂点(ポール)にタープを引っ掛ける。
・対角線状のハトメに自在ポールを掛ける。
・張った所で自在ポールを外して倒す。
・外したポールの接地面を基準にしながらロープ用のペグをペグダウンする。
・自在ポールの先端とペグにロープを引っ掛ける。
・自在ポールにハトメを掛けて張りながら長さを調整する。
・左右のハトメをロープで固定する。

【ポイント】
・自在ポール用のロープとペグは自在ポール足元の基準から「広めの二等辺三角形」をイメージして底辺角の位置にペグダウンする。※頂点はポール足元をイメージする

 実際に張り方をご説明していきたいと思います。

タープを張った時の自在ポールの位置を確認する。

 タープを2枚ティピーのポールのハトメに重ね、対角線上にポールを真っ直ぐ設置します。

真っ直ぐ自在ポールを持ってくるのがポイント
タープを外して自在ポールを前に倒す
設置面(脚)をずらさずポールを前に倒す
接地面を頂点に「広めの二等辺三角形」

 一人でタープを張る時に役立つ張り方ですが、接地面を頂点に考えて、あらかじめ下記の画像のようにペグダウンを行ってロープを取り付けます。

広めの二等辺三角形を意識してペグの位置を決める
自在ポールを起こしてタープを固定する
保持力を高めたまま一人でタープを張ることができる
タープ左右をロープで固定する
タープの左右を固定
反対側も
フックを活用すると簡単に張ることができます
バランスを調整して完成!

Youtubeで設営方法を解説!!

 ちょっと画像では分かりにくいという方に、設営方法を動画にしてみました(^^♪

 宜しければ「高評価」「チャンネル登録」を宜しくお願いします。

最後に

 いかがだったでしょうか?(^^♪

 最小限の荷物で寝床を作るのであれば2枚ティピーがお勧めになります。

 またタープを加えることで弱点を補うことができます。

 バックパックのみでキャンプを行う想定であれば、この構成が一番お勧めかもしれませんね(^^♪

 次回は、「3枚ティピー」の張り方を解説して行きたい思います。

追記情報:3枚ティピー+タープ張りを大解説‼ぜひご活用下さい

 最後まで読んで下さってありがとうございます。




今回使用した道具はこちらから、

頑丈な自在ポール







 

 

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