東ドイツ軍幕指南!!3枚ティピー+1枚タープ張り方を大解説!!
どうもKAZUです(^^♪
「東ドイツ軍幕の2枚ティピーと3枚ティピー、4枚パップテントの張り方」を3回の記事に分け解説していく企画!!!
前回は、東ドイツ軍幕を使って2枚ティピーの張り方を解説しました。
2回目の今回は、「3枚ティピー」の張り方を解説していきたいと思います(^^♪
ちょっと複雑な3枚ティピーですが、簡単に張れるコツを編み出しましたので、そちらも合わせてご紹介したいと思います(笑)
これであなたも、「東ドイツ軍幕MASTER」になれるはず(^^♪(笑)
この記事では、東ドイツ軍幕を使って「2枚ティピー」と「3枚ティピー」、「4枚パップテント」の張り方をご紹介しています。※今回は3枚ティピー
今回の解説ですが、画像や動画を駆使して「世界一分かりやすい東ドイツ軍幕の張り方」をご紹介できればと思っています(^^♪
東ドイツ軍幕を極める為に必要なこと【おさらい】
東ドイツ軍幕の特徴を確認!!(重要)
東ドイツ軍幕の張り方を解説していく前に、基本的な特徴と名称を確認していきたいと思います。
東ドイツ軍幕は、正方形(約175×175cm)の形をしており、重量は1枚あたり「約1.1Kg」となっています。
角の4ヵ所に「ハトメ」が取り付けられており、変の真ん中には「ループ」が取り付けられています。
さらに、幕同士を連結するには、「辺に取り付けられているボタン」を重ねるように接続する必要があります。
ボタンは「1辺に6ヵ所」取り付けられています。
以上、東ドイツ軍幕の特徴を知ることで、下記の解説がきっと分かりやすくなりますので、ぜひ覚えておいて下さい(^^♪
ちなみにKAZUは、東ドイツ軍幕を4枚所有しています。
4枚あれば、「ティピー型」にも「パップテント型」にもできるので応用が効きます。
そこで、東ドイツ軍幕を極める為に必要な道具ですが、
・東ドイツ軍幕
・東ドイツ軍幕のポールとペグ
・軍幕のハトメ部に合うペグ
・ロープ(4mと2.5m)、フック
・タープクリップ、ボタンクリップ
・自在式のポール
あたりの道具が必要になってきます。
東ドイツ軍幕のポールとペグについて
セットで用意したいのが、東ドイツ軍が実際に使っていたポールとペグです。
このポールは約40cmの棒を連結して使用していきます。
2本連結で70cm、4本連結で140cmのポールになります。
バックパックに入れておくこともできるので、1セットあると何かと便利な道具になります。
ペグはアルミ製で少し貧弱ですが、十分活用することができます。
東ドイツ軍幕の張り方を解説!!
では、さっそく東ドイツ軍幕を使った張り方をご紹介していきたいと思います。
今回の張り方は「3枚ティピー」になります。
3枚ティピーの特徴
3枚ティピーの特徴ですが、東ドイツ軍幕3枚とペグが9本、ポールが1本あればすぐに設営が行えます。
3枚ティピーのメリットは、「一人分の寝床と、荷物を置くスペースを確保できる」ことが挙げられます。また、2枚ティピーと違って、「3枚ティピーはクローズできる」ので、タープを張らなくてもプライバシーを確保することができます。
しかし、デメリットもあり、「設営に少し手間がかかるのと、荷物が多くなる」ことが挙げられます。
3枚ティピーの張り方を解説
さっそく、3枚ティピーの張り方をご紹介していきたいと思います。
【3枚ティピーの張り方】
・軍幕を連結し3枚「L字」に並べる。
・後ろとなる角のハトメにペグダウンする。
・さらに隣接する左右のループもペグダウンする。
・ガイド(3.1m)をペグ(ハトメ)にセットし、前方ラインを辿って先端をペグダウン。
・後方のハトメに打っているペグを抜く。
・前方入口となるハトメをガイドで記したペグに寄せて重ね打ち直す(位置は変えない)。
・ポールを4本連結する(約140cmあれば大丈夫)。
・「中央3つのハトメを重ねて」ポールを差し込み幕を自立させる。
・左右のハトメ2個所、ループ4ヵ所をペグダウンします。
・余った幕を中に折り込んでいきます。
・バランスを見ながら張り具合を確認
【ポイント】
・並べた時の「辺をしっかりと揃える」
・後ろのハトメとガイドのラインを真っ直ぐにする
・バランスを見る時、1辺が「 〔 」のような形になるように意識する。
画像と解説を加えながら3枚ティピーの張り方をご説明していきたいと思います。
今回、自作したガイドを使用する為、「ペグの打ち直しなどの”微調整がいらない”簡単な張り方」になりますので、ぜひご活用下さい(^^♪
軍幕を連結して3枚並べる
上が後方、下が入口になります
3枚ティピーは「L字型」に幕を連結して並べます。
幕の向きは、ポンチョ頭部側を外側に向けると、腕通しの返しが下を向くことになるので、雨の侵入を防ぐことができます。
後ろとなる角のハトメにペグダウンする
さらに隣接する左右のループもペグダウンする
L字の角が「3枚ティピー」の後ろになります。
ガイド(3.1m)をペグ(ハトメ)にセットし、前方ラインを辿って先端をペグダウン
ロープを3.1mに切り分けた「ガイド」を使って、後方のハトメから真っ直ぐ伸ばしペグダウン。
このペグダウンした位置が3枚ティピーの入口になります。
後方のハトメに打っているペグを抜く
ここのペグはガイドに使用する為に打ち込んだペグなので、今後使う事はありませんので抜いておきます。
前方入口となるハトメをペグに寄せて重ね打ち直す(位置は変えない)
こうすることで、ポールを自立させた時に一発で幕を張ることができます。
「中央3つのハトメを重ねて」ポールを差し込み幕を自立させる
左右のハトメ2個所、ループ4ヵ所をペグダウンします
辺を整えるコツですが、「 〔 」の形を意識してペグダウンすると綺麗に張ることができます。
余った幕を中に折り込んでいきます
バランスを見ながら張り具合を確認して完成
3枚ティピー+タープの構成
さらに、もう一枚東ドイツ軍幕をタープ代わりに使用していきたいと思います。
ちなみにKAZUは、この張り方が無骨で大好きです(笑)
何と言っても「フォルムが格好良い」と感じます(^^♪
3枚ティピーですが、タープとの相性は抜群です。
暑い日の日よけになったり、タープ直下で焚火をすることも可能です。
そんなタープ設営ですが、設営には太くて頑丈なポールと、ロープが4本必要になります。
自在ポールは、10cm感覚で長さを調整できる「Viaggio+(ヴィアッジオプラス)のタープポール」※下記記事参照
自在ポールに使ったロープの長さは「4m」
左右の固定に使ったロープは「2.5m」※フックをロープ先端に付けるとハトメに引っ掛けるだけなので楽です。
3枚ティピー+1枚タープ
画像と解説を加えながら3枚ティピー+1枚タープの張り方をご説明していきたいと思います。
自在ポールの長さは「170cm~180cm」あればOKです。
【タープの張り方】
・3枚ティピーの頂点(ポール)にタープを引っ掛ける。
・対角線状のハトメに自在ポールを掛ける。
・張った所で自在ポールを外して倒す。
・外したポールの接地面を基準にしながらロープ用のペグをペグダウンする。
・自在ポールの先端とペグにロープを引っ掛ける。
・自在ポールにハトメを掛けて張りながら長さを調整する。
・左右のハトメをロープで固定する。
【ポイント】
・自在ポール用のロープとペグは自在ポール足元の基準から「広めの二等辺三角形」をイメージして底辺角の位置にペグダウンする。※頂点はポール足元をイメージする
実際に張り方をご説明していきたいと思います。
タープを張った時の自在ポールの位置を確認する。
タープを3枚ティピーのポールのハトメに重ね、対角線上にポールを真っ直ぐ設置します。
タープを外して自在ポールを前に倒す
接地面を頂点に「広めの二等辺三角形」
一人でタープを張る時に役立つ張り方ですが、接地面を頂点に考えて、あらかじめ下記の画像のようにペグダウンを行ってからロープを取り付けます。
自在ポールを起こしてタープを固定する
タープ左右をロープで固定する
バランスを調整して完成!
Youtubeで設営方法を解説!!
ちょっと画像では分かりにくいという方に、設営方法を動画にしてみました(^^♪
宜しければ「高評価」と「チャンネル登録」を宜しくお願いします。
最後に
いかがだったでしょうか?(^^♪
3枚ティピーは、一人分の寝床と荷物を十分に置くことができるスペースを確保することができます。さらに、クローズできてプライバシーも守れる。
東ドイツ軍幕を4枚持って行けるキャンプ場であれば、この張り方が一番おすすめできるかも知れません。
冬だと、薪ストーブを入れて楽しむこともできそうですね(^^♪
次回は最終回、「4枚パップテント」の張り方を解説して行きたい思います。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
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